いろんな遊びが楽しい!
「これをしたい!」と思いをもちながら、幼稚園を楽しみにする姿があります。園庭での遊びも、保育室での遊びもどんどんできることが広がり、次から次へとやりたいことが出てくる子どもたちです。
お正月遊びを繰り返し楽しんでいます。
すごろく遊びでは、「次が○○くんね。」と座っている順番でサイコロを振って、コマを進めています。誰かが1を出だすと、どっと笑いが起きます。「1か~。」なんて言いながら、笑い合う姿が、和やかな雰囲気でまたいいなぁと思いました。
糸引きコマにも挑戦です。片手で糸を抑えて、もう片方の手で巻くのがとても難しいのです。「できない!」なんて言わずに、「どうやってやるの?」と何度も友達や先生に巻き方を聞いていました。コマが回せたこの瞬間の笑顔が最高です!
「ジュースはいかが?」と、ジュースを毎日友達にふるまう子もいます。始めはジュース作りが楽しくって、繰り返し作る中で、“友達にジュースあげたら喜ぶから、たくさん作ろう”という姿に変わってきているように感じます。遊びのなかに、友達の存在がいることが、遊びをもっと豊かにしていくのですね。
年長児がドッジボールをしているのを見て、やってみようとする姿もあります。ボールが当たることを恐れず、ボールが取りたいばかりの子どもたちです。“取ること、投げること、逃げること”色々な要素があり難しいドッジボールですが、自分のペースで楽しさを感じながら参加できればなと思っています。
ドッジボールに入りたい、年少児にかけた言葉がとても心温まりました。「入れて。」という年少児に、「怖いよ。」と教えてあげる子がいました。怖い思いをしないように掛けてあげた、思いやりの言葉だと思います。「小さい子には、早いのはやめよう。」「ボールを貸してあげよう。」という声も聞こえてきました。自分より小さい子の立場になって、気持ちを考えられる姿がとても素敵でした。