年少児のクラスでは、空き箱や空き容器、ロール芯などをテープでつなげて、自分のイメージするものを作って遊ぶ姿がありました。
子どもたちの言葉と共に紹介します。
ロール芯をつなげて、ペットボトルのふたを上から落とすおもちゃを作る子。
「これ(ペットボトルのふた)、すごく早くゴールするよ!」
空き箱にペットボトルのふたを付け、カメラを作る子。もちろん、ペットボトルのふたは、シャッターです。
「このカメラだと、かわいく撮れるよ。先生、撮ってあげる!」
チョコレートが入っていた空き容器にお花紙を丸めて入れていました。
「魔法のチョコレートだよ。これを食べると、いろんなプリンセスになれるんだよ。」
牛乳パックをガムテープでつなげて、鉄砲&本がいつでも読めるマシーンを作っている子。
ガムテープも、自分一人で切れるようになりました!
「ここから本出てくるんだよ。鉄砲にもなるよ。バーン!!」
ペットボトルにお花紙を入れ、牛乳パックに付け、水鉄砲を作る子。持ち手はセロテープの芯で作りました!
「水鉄砲。ここ(ペットボトル)から水が出るよ。」
ロール芯で作った水鉄砲。ペットボトルのふたを水鉄砲が出るボタンにする子。
「かっこいいでしょ!いっぱい水出るんだよ!」
遊びの中で、『もっとこうしたい!』という気持ちが芽生え、先ほどの水鉄砲にロール芯を付け、水鉄砲をさらにパワーアップさせていました!
「さっきよりすっごくいっぱい水出るよ。もっとかっこいいのにした!」
空き箱、ロール芯などを使って、自分なりに考えて作る気持ちが溢れている年少児です。
教師も一緒に遊ぶ中で、自分でイメージしたものを作るために、材料を選んだり、テープを貼る場所を考えたりするなどの姿を認め、『私ってすごい!!』という気持ち(自己肯定感)を育んでいます。