卒園記念作品(共同画)の製作
みんなで一つの絵を描くことを伝えると、
「はなさかじいだよね!」
と、一致団結していたさくら組さん。
どんなふうに描こう?何を描く?と尋ねると、
「灰を撒くじいさま」、「シロ」、「お城」、「お殿様」等・・・アイデアがあふれ出しました。
パネルを用意すると、
「こっちがお城にする?」
「じゃあ僕、お城からお殿様が出てくるところ描く!」
「私はじいさま!灰を撒いてるところって、描くの難しいね。」
と、肩を寄せ合って下書きが完成しました。
下書きの後、アクリル絵の具で線をなぞりました。
「細かいところが難しい!」
と、真剣な表情で描いてくれました。
「これはずっと飾られるやつだから、丁寧に描こうね。」
「お兄ちゃんが描いたのも飾ってあるよ。」
と、長く飾られることを意識して描いていました。
色塗りを始めると、
「ここは何色にしようか?」
と相談しながら、細い筆、太い筆を使い分けて塗り分けていました。
「私ここ塗るから、A君はこっち塗って。」
「Bちゃん細かいところ上手だね。」
「集中するからちょっとしゃべるのやめるわ。」
と、楽しく会話をしながら取り組んでいました。
年長さんらしく、譲り合ったり良いところを見つけて伝えたり、励まし合ったりしながら、とても素敵な共同画が完成しました。
飾られる日をお楽しみに!