たんぽぽ組での一年間、とっても楽しかったね!
たんぽぽ組に進級した時、一つお兄さん、お姉さんになったことに、ドキドキしていた子どもたち。「お母さん帰ったら寂しい。」と涙する子どもたちが、“まるで大きい組みたい!”そんな姿に育ってきました。
たんぽぽ組の子どもたちと過ごした1年間を振り返ってみました。
春には、園庭にダンゴムシをたくさん探しに行きました。ダンゴムシを囲み、みんなで顔を寄せ合い、一緒のクラスになった友達と心の距離も縮まってきました。ダンゴムシが小さな赤ちゃんを産む瞬間を見たり、ダンゴムシに落ち葉をあげたり、水をあげたりと、小さな虫にも命があることを感じることができました。
水が気持ちよい季節には、様々な色の色水をつくったり、固いクリーム作りも繰り返し楽しんだりしました。色水に石鹼を入れると、「え!色が変わった!」と、色が変わることに気付き、不思議さも楽しんでいました。
秋には、みんなで集って転がしドッジ、鬼ごっこ等、友達と一緒に集って遊ぶことが増えてきました。友達と一緒に遊ぶことが増えてきたからこそ、「なんで、そんなことするの!」と思いがぶつかり、喧嘩になることもありました。なかなか伝わらないもどかしさも感じてきましたが、その経験を繰り返すなかで、伝わった喜びを感じたり、相手の思いに気づいたりする姿にもつながってきました。
そして、3学期には、大きい組と一緒にドッジボールをしたり、一輪車を教えてもらったりするなかで、「大きい組みたいに、○○してみたい!」と、憧れの気持ちがどんどんとん強くなってきました。新しいことにも、チャレンジする気持ちも育ってきました。「一人で一輪車に乗れたんだよ。この前ね、“あ”も書けるようになったよ。」と、話す子がいました。色々な“できる!”が繋がって、他のことにもチャレンジしてみようという“自信”になっているのですね。
“やってみる!”という気持ちをもって遊ぶ子どもたちの真剣な表情をご紹介します。
友達ができるようになったことを喜んだり、友達ができるようになるように竹馬を支えたり、応援したりと、たんぽぽ組みんなで、支え合っていたのだなと嬉しく感じます。
困ったときに、先生だけでなく、周りの友達も助けてくれて、一緒にどうすればいいか考えられるようになってきた子どもたち。何事も友達と一緒なら、乗り越えていけますね。絶対にかっこいい、素敵な年長さんになれます!みんな頑張れ~!
子どもたちはこの一年で心も体もどんどん大きくなりました。そんな過程を一緒に歩ませて頂けたこと、本当にうれしく思います。4月から大きい組さんになっても、色々なことにチャレンジする姿を見せてくれると思います!これからの成長も楽しみにしています!
至らないことも多かったと思いますが、あたたかく見守ってくださり本当にありがとうございました。