園庭にある思い出の森。
森の中で、子どもたちの新しい発見があったようです!
「木にハチミツがついてる!!」
「なんでハチミツがついてるの??」
触ってみると・・・
「固い!」
「固まってる!」
においをかいでみると・・・
「匂いは・・・分かんない。」
みんなで触ったり、においをかいだりする中で、子どもたちの『このハチミツはどうして木についているんだ?』『ハチミツなのに、どうして固いの?』など、不思議に思う気持ちがどんどん膨らんでいったようです。
しばらくして、
「本とかタブレットでこの蜜を調べてみようよ!」
とひらめいた子がいました。
先生と一緒に早速、図書コーナーへ。
木に関する本を探して調べてみました。
木の葉や実、年輪については書いてありましたが、『蜜』については分かりません。
すると、ある子が
「ねえ、『蜜』の絵本がないか、タブレットで調べてみたら?」
と話してくれました。
「『蜜』の絵本がないか調べてみよう」という発想が、面白いですね。
先生も、友達もその案に賛成!!
すぐに、『蜜』の絵本をタブレットで検索すると、『蜜』の絵本はなかったけれど、『蜜』に関する記事が載っていました。
この蜜は『樹液』といって、木がケガをしたところを治すために木自身から出てくるものであることが書いてありました。
先生が、子どもたちに分かりやすいように、
「この蜜は、樹液っていうんだって。」
「樹液は、木のケガを治すバンドエイドなんだって。」
と話してくれることで、
子どもたちも、あの固まったハチミツの意味が分かったようでした。
保育の中で、自然に触れたり、不思議に思ったことを先生や友達と一緒に調べたりすることも、遊びの中で大切にしています。