4月12日(金)
いよいよ、新しい、いちょう組での遊びがスタートしました。
新しい色帽子を被って園庭に出かけると、年中の時の遊びをきっかけにして楽しむ姿が見られました。
まずは、自分の体を使って、そして、少し不便な環境にすることで、自分で”考えてみる”という機会が生まれることを願って、あえて、すり鉢などの道具を減らして準備すると・・・。
ザルに様々な色のパンジーを入れて、指先を使って根気よくすりつぶす子がいました。
「これ何色?」と話すぐらい、大人でも簡単に言葉では表現しづらい、絶妙な色合いになりました。
「ん?」「あれ?」「なに?」などと、疑問を抱く瞬間はとても大切ですね。
子どもたちは、色々考えます。
”ザルの上に花を入れる”というのが、思いつきがちですが、ザルの”下”に花びらを入れ、上から押し潰すことで、色を出そうとする子もいました。
そして、自分の手と力を使って、握りつぶすことで、色を絞り出そうと考える子もいました。
子どもたちの柔軟な発想に、大人の方が学びをもらう日々です。
写真では分かりづらいのですが、水や、土、花などを使って遊んでいると、「先生、浮いている!(おそらく分離です)」と気づいて教えてくれる子がいました。
クラス替えもあり、今は少し緊張もあるかと思いますが、これから遊ぶ中で、たくさんのことを感じて、考えて、学んでいってほしいと思います。
帰りの会には、少しゲームなどをして楽しんでいます。
この日は、新聞じゃんけんをしました。
こんなに新聞が小さくなると・・・。
近くの友達の支えをかりて、バランスを取って、最後まで乗り切っている子もいました。
少しずつ、緊張感をほぐしながら、来週も遊んでいきたいと思います。