5歳児 さくら組

さくら組(5歳児) 今週の1場面 

5月1日(水)

今週は雨が多かったですが、室内でもいろいろな遊びをしています。

好きな遊びを通して、いろいろな友達と遊びながら楽しんでいます。

自分の納得できる作品ができたようで、「写真撮って~!」と嬉しそうな様子が伝わってきますね。

 

遊戯室ではいちょう組と一緒にゲームをしたり、大型積み木で遊んだりしています。

写真はさくら組でゲームをした時です。

それぞれで遊ぶことも楽しいですが、みんなで遊ぶことも楽しいなと感じられたらいいなと思っています。

ゲームとなるとどうしても勝ち負けにこだわりたくなりますが、今は『力を合わせてできた』とか『みんなで遊んだからこそこんなに楽しい遊びができた』等いろいろな価値観が広がることを願っています。

 

次は、給食の時の一場面です。

「ゼリーをおかわりしたい!」という子がいて、みんなに聞いてみたら、当然大勢の子がおかわりしたい!

一人一つのゼリーはありません。どうしよう…。

「分け分け(1つのゼリーを半分ずつ)したら、みんなもらえるし、一人一つがよかったらどうやって決めるか考えなきゃね。」と投げかけてみると、一人一つ欲しい子も、みんながもらえるようにしたい子もいます。

じゃんけんの他にはどんな方法があるかを考えるなかで、『にらめっこ』が出てきました。「うわぁ!それ楽しそう!」思わず素直な思いが出てきて、やってみることにしました。

でも…。決着がつきません。「みんな欲しいから笑うの我慢するよね。」と気が付いて、「そうか~。」と納得。

最後は半分ずつして、欲しい子がみんなもらうことにしました。

生活の中で、自分たちで考えて、決めていくことは時間がかかります。

しかしこうやって日常の小さなことから自分たちで考え、話し合っていく経験を大切にしていきます。自分たちで考えてできた嬉しさが、一人一人の、クラスとしての自信になっていきますね。そして自分たちで創り出していく生活は、決められることが多い生活より、ずっと豊かな生活になると思っています。