5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児) 今週の1場面

5月17日(金)

4月26日(金)に産まれたアゲハ蝶の幼虫も、5月13日(月)の朝には、5齢幼虫になっており、体の色が緑色に変化していました。

生き物の変化の経過を観察し楽しむと同時に、ウンチをみて、「ウンチだー!あはは!」と、喜んでいます。喜びながらも、「前より、(ウンチが)大きくなっている!」と、幼虫の体が大きくなると、ウンチの大きさも数も変わることに気付く姿もありました。

虫かごを毎日覗いていると、ついに、クラスの友達が家から持ってきてくれた幼虫が、サナギになろうと準備している場面を目の当たりにしました。

虫かごが揺れると、少し動く幼虫を見て、

「ビックリするんじゃない?」

「今はさ、触らない方がいいんだよ!」

「そっと、(虫かごに)戻してあげようよ。」

子どもたちなりに、見て感じて、考えます。

家に帰ってから、おうちの人に聞いたり、一緒に調べたり、図鑑を見たり、家にある本を幼稚園に持ってきてくれて友達と見たり、忘れないように紙に書いてきてくれたり・・・。

保護者の皆さんも、ご協力くださりありがとうございます。

生命の神秘に心が動くこと、疑問に思ったことを考える、知りたいとアクションに移すこと、今まで知らないことに出会う楽しさ、興味・関心の幅が広がっていく面白さなど、たくさんのことを学び、価値ある時間を過ごしていますね。

そんな子どもたちの表情や、心の動きに、周りの友達も、大人も、心が動かされます。

 

生き物のことを、おうちの人に聞く機会が増えたり、聞いた話を思い出したりする姿が増えてきたのでしょうか?

「ミミズ、10匹欲しい!」

「でもさ、ミミズって、野菜を美味しくしてくれるって、おばあちゃんが言ってた。あんまり捕まえるとさ・・・。」

「ん~、じゃあ、5匹にする!それならいいかな?」

「まだ多すぎじゃない?3匹か、無理なら4匹か・・・。」

「そっか。野菜も美味しくなってほしいな~。じゃあ4匹にする!」

子どもたち同士で話して考える場面でした。

 

砂場では、「違うことして(砂場ではない所で)遊ぼうよ~。」と友達が持ってきたボールが、砂場の遊びに加わり、新たな遊びへと変化していきました。

もともと作っていた、砂山からの道にボールがはまり、”転がる?動かせる?”と思った子どもたちは、『どうしたらいい?』を考えて試します。

どうやら、”自分の手で転がす”以外の方法を考えたくなったようです。

水を流したら?細い道を掘ったら?

一生懸命自分の手で、急いで砂を掘ります。

広い水たまりにボールがたどり着くと、

「水サッカー場だ!」と、バシャバシャ、顔に水がかかりながらも、楽しそうでした♡

来週は、どんなことを考えるでしょうか?楽しみです。