5月16日(木)
~うわぁ、すごい!~
雨上がりの園庭。雲から太陽が顔をのぞかせました。その時、里芋科のハスイモの葉っぱに丸くてきらきらした水の雫を見つけた子がいました。「きれい。」、「キラキラ、光っている。」、「丸い。」と傍にいた子が集まってきました。私が、じょうろで水を流してみると、「弾くんだね。」という言葉で表現した子もいました。身近な植物で起こる現象に気づいたり、友達が見つけたことに関心をもって一緒に見たりする感性、すてきですね。
アゲハチョウの4齢幼虫が皮を脱いで5齢幼虫になるところを幼稚園で撮影できたので、その映像をたんぽぽ組の子と一緒に見ました。「皮を脱いだ。」、「色が変わった!」「今、脱いだ皮を食べたね。」などと大喜びでした。幼虫の色が変わる瞬間は、なかなか見られません。アゲハチョウの生命力を感じる時間となりました。
前日の帰りの会で、「ダンゴムシは、チーズを食べるんだよ。」と教えてくれた子がいたので、さっそく準備しました。私たちが観察している時間に、食べるところを見ることはできませんでしたが、いろいろやってみることが大事ですね。その後、「お家を作ってあげよう。」、「私は、(ダンゴムシを)見張ってる。」、「僕は、石を取ってくる。」と役割分担をしている姿がありました。子どもたちにとって大事なダンゴムシにたっぷり触れて遊んでいます。