4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児)今週の一場面

5月23日(木)

~金柑ジュースどうやって作る?~

今、保育室でアゲハチョウの幼虫を育てています。青虫がどんどん葉っぱを食べるので、毎日、畑の横にある金柑の葉っぱを取りに行っています。

なっている金柑の実を見て、「ちゅうりっぷ組の時、作ったから、金柑ジュース作りたい。」という子がいたので、ビールケースの台を運んで実を採ることにしました。3人で「ぼくが、1番がいい。」と言い合いです。金柑の実を収穫するのは、初めての経験なので、早くやりたい3人です。「ジャンケンにする?」という意見も出ましたが、やる気いっぱいなので、そのやり方にはなりませんでした。友達に負けじと大きな声が響いていました。その思いを受け止めつつ、4人でしばらく困っていました。しばらくしたところで、1人の子が、「最後でいい。」と言ってくれました。まだ、2人は自分の思いを主張していましたが、「2番でいいよ。」と譲る言葉が出ました。譲ってもらった子は、「ありがとう。」とお礼を言っていました。自分の思いをはっきり言う姿、友達のために自分の気持ちを調整する姿、お礼の言葉を言う姿、どれもうれしいです。

金柑を採って、ジュースをどうやって作るかと考え始めました。「皮むく。」「ぶすっとするもの、出して。」と言う子などがいました。爪楊枝、割りばし、木製のフォークを出しました。

力を入れて開けている子に気づいた子が器を押さえてくれました。

 

とてもいい香りの金柑ジュースができました。

自分が飼っている青虫のサイズに合わせて、1口ゼリーに入れたジュースをあげている子もいました。

 

自分の思いをはっきり言う姿、遊びの中で考える姿、友達の思いに気づく姿、それを行動にする姿、毎日、うれしい姿がたくさんあります。