3歳児 ひまわり組

ひまわり組(3歳児)今週の一場面

 生き物への関心

 

ひまわり組で育てていたアゲハ蝶の幼虫が、月曜日に蝶になっていました。

「可愛いね」

「欲しい!」

と、子どもたちが愛情をもって虫かごを覗き込んでいました。

虫かごを開けて見ていると、1頭、2頭・・・と飛び立ちました。

(蝶の正しい数え方は、”頭”なんですって。私は知りませんでした…。)

飛んだ蝶が、ひまわり組の子の帽子でひと休み。

 

蝶のために(本当はびっくりしていたのかも?)動かずじっとしてくれていたY君でした。

 

H君は、家からカミキリムシを持ってきてくれました。

図鑑に同じ柄のカミキリムシが載っていて、「これだ!」と喜んでいるうちに、逃げ出すカミキリムシ。

今度は、「おうち作りたい」とH君の希望で、幼稚園の虫かごにカミキリムシの家を作ることになりました。

幼稚園での生活を通して、生き物に親しみをもち、自然を愛でる気持ちが育まれるといいなと思います。

 

 

戸外では、年長児が遊んでいる樋で、ペットボトルの電車を走らせて遊びました。

気温も高くなり、水の冷たさも気持ちよくなりました。

教師が水を流すたびに、

「やった!流れた!もう一回!」

と、何度も何度も電車を置き、流れていく様子を楽しんでいました。

次は自分で流します。

水を汲んだバケツを持ち、段差を登るのも簡単ではありませんが、慎重に運んでいます。

こぼれないように、でも電車が流れるように、水量を調節していました。

遊びながら、頭を使って考えて工夫していますね。

こちらは、水は流さず、自分で樋をつなげて線路に見立て、手で電車を動かして遊んでいました。

電車がお気に入りになったようなので、保育室でも遊べるようにしましたよ。

D君のアイデアで踏切をつくると、玩具の車を持ってきて、電車や車が行き交っていました。

おばけも登場し、楽しいごっこ遊びになりました。

 

木曜日には、小麦粉を水と混ぜて、トロトロにして遊びました。

(遊んだ後には体についた小麦粉はすぐに洗い流しました。)

初めての感触にドキドキしていた子も、指一本触れ、次は小麦粉をキャンパスにして絵を描き、手のひらで模様を描き、気持ちよくて最後には腕まで塗っていました。

感触遊びは心も体も解き放たれ、五感をつかう大事な遊びです。

今後もどんどん取り入れていきたいと思っています。

大きな汚れはなるべく園で洗いますが、ご協力よろしくお願いいたします。