5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児) 今週の1場面

6月28日(金)

JR岐阜駅に散歩に行き、心に留まったこと、気になったところは、それぞれだったようです。

中には、散歩に行った午後から、自動運転バスに興味を示し、作ってみようとする子たちもいました。

帰り道に、”みんなで(岐阜バスですが)バスに乗った”という経験が楽しかったのかもしれませんね。

また、自動運転バスの、小さくて丸みのある、かわいらしいフォルムが興味を引き付けるのかもしれませんし、作れそう?と思わせたのかもしれません。

子どもたちは、どうやら乗って楽しみたいようです。

最初は、押せばいいんじゃない?と考えます。

どうしたら、進むのかと考え、段ボールの形を、丸みのある自動運転バスに近づくように向きを変えたりしながら試していると・・・。

中には、キャタピラーのようにして、「これもいいんじゃない?」というアイディアも出ました。

確かに、どんどん前に進みます。

「前が見えない!自動運転バスには窓がある!」

さっそく、窓の形をペンで描き、段ボールカッターを使って切っていきます。

やりたい!と思ったときに、道具の扱い方も経験しながら学んでいきます。

こちらは、”押す”より、”引っ張る”の方がやりやすいということを思いつくと、『紐を付けよう』とまずは考えたようです。

初めに付けた紐は、タフロープで、パパっと布ガムテープを付け、「これでいい!」とのこと。

本当に?と、実際にタフロープを引っ張ると、「あ、取れた・・・。」

他のクラスも含め、いろいろな物をみて、違う紐を使っていること、穴を開けて紐を通していることを知ります。

タフロープから、綿ロープに変更です!

製作中=「工事中」とのことで、中には、オレンジ帽子を「ヘルメット」と呼び、「ヘルメット被ってきて!火花が散るから!」と話す子たちもいました(笑)

子どもたちにとっては、火花が散るような工事らしいです(笑)

「はやく試運転しようよ~。」

え?まだ作っている途中じゃない?と大人は思うのですが、やっぱり、乗るこの瞬間が心待ちで、楽しいのです。

乗りたい!という子もいれば、引っ張りたい!という子もいるのです。

大人から見ると、手動人力バスですが、子どもたちによると『自動運転バス』です。

ドーナツ屋さんに興味が向いた子は、「お店の人はさ、エプロンを付けて作っていたよね~」と、ままごとエプロンを持ってきてドーナツを作っていきます。

コスチュームにも気持ちが向いていっているようです。

時折、さくら組の様子ものぞきながら、「こんなのが作ってある!」と刺激をもらいます。

「ICTカード(交通系ICカード)作りたい!」と、マークやデザインに興味をもつこや、「これ(カード)があると乗れる!」と何枚も作り出している子たちもいます。

カードのデザインが知りたくなり、タブレットを使ってみることにしました。

タブレットの音声検索で「ICTカード!」と話すと、いまいち反応が悪いので、「電車のカード!」と話して画像を検索するようになった子どもたちです。