5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児) 今週の1場面

7月2日(火)

自動運転バスを作っていくうちに、『タイヤ』の存在に気付いていく子どもたちです。

どうやって作る?

「段ボールで、丸くすればいい。」

丸といっても、色々な方法がありますが、今回はこのようなイメージだったようです。

「丸って(テープが)貼りにくい・・・。」

「こっち、持ってて。」

タイヤの中が空洞になっている出来上がりになり、お客さんがのったらどうなるんだろう?と考えると、

「これじゃあ、つぶれる。パンクする。」

じゃあ、どうするか?と友達と一緒に考えます。

「(タイヤの隙間に)水を入れたら?」

「どうやって?」

「ペットボトルに入れればいい。そしたら、(タイヤが)つぶれないんじゃない?」

さくら組で製作している高架の安定のために使っている、ペットボトルからも、発想を得たのかもしれませんね。

「棒に、ペットボトルをはめて、テープで外れないようにすればいいんじゃない?」

友達の話を聞いて、さらにアイディアが付けたされます。

ペットボトルにも、硬いもの柔らかいものがあり、「硬いペットボトルに水を入れる!」ということになりました。

子どもたちなりに、頑丈にしなきゃ!とガムテープを使います。

車の下にもぐって、「整備する!」と、車体にタイヤの棒をガムテープで固定していきます。

よしできた!と、タイヤが回ることに期待し、バスを動かすと、少しゴロンとタイヤが回ったのちに、ベリッという音が・・・。

タイヤが重たすぎて、バス本体と棒の接続部分が外れました・・・。

どうすれば・・・?と、クラスの子とも話し合います。

水を軽くする、丈夫なテープを使うなど、出てきたアイディアを、答えを焦ることなく、試行錯誤を楽しみながら、明日もやってみたいと思います。

よければ、ご家庭でも、どうしたら・・・?と話してみてくださいね。