5歳児 さくら組

さくら組(5歳児)今週の一場面

10月11日(金)

運動会までのカウントダウンカレンダーを見ながら、「もうあと○日じゃん!」と日々の速さに驚きながら、引き続き毎日運動遊びを楽しんでいます。

リレー遊びの続きです。

なかなか勝つことができなかったさくら組が、勝てることも出てきました。勝てるとやっぱり嬉しい!!そうなると気分も上がってきます。

「さくら組の2チームが同点1位になりたいな~。」そんな声が聞かれるようになり、「同点1位になるような強いチームってどんなチームなんだろう?」と投げかけてみました。すると…。

「作戦がたくさん思いつくような頭のいい人がいるチーム。」

「やっぱり足が速い人がいるチームなんじゃない?」

「バトンをよく見ていて、速くバトンが渡せる人がいるチーム。」

「前に○○先生(養護教諭)が言っていたじゃん?ごはんたくさん食べる人が筋肉がついて強い体になるって。だから給食たくさん食べる人は強いチームになるんじゃない?」

なるほど!そこで『アイデアマン』『スピードマン』『バトンマン』『きんにくマン』と称し、自分が自信のあるところに名前を貼ってみました。

『スピードマン』と『きんにくマン』が多くいましたが、『スピードマン』ばかり集まるチームより、『スピードマン』も『きんにくマン』も両方いた方が強いチームになるのではという『アイデアマン』のアイデアでバランスよく分けてみることにしました。

 

負けて悔しい気持ちをたくさん味わってきましたが、諦めなければ勝てるようになるということを身をもって体感している最中ですので、負けても下は向きません。「もう一回順番(走順)を考えよう!さっきと変えてみたら勝てるかも。」「おかしいな~。もっと走る練習すればいいかな~。」等とひたむきな姿が今のさくら組の強みです。

いちょう組との勝負の前に何も言われなくても自分たちで順番を相談したり、自分たちで走ってやってみたり、円陣を組んだり…とだんだんと同じ目的に向かって心が一つになっている様子に成長を感じます。つい勝負には熱くなってこだわりたくなってしまいます。でも私は勝てた時ももちろん嬉しいですが、それよりもこういった子どもたちの心の育ちがすごく嬉しいです。

今週は運動会ウィーク&おじさんと遊ぶ週ということもあり、たくさんのお力添えをありがとうございました。

そしてご家庭でもたくさんの支えをいつもありがとうございます!

 

運動会でモニュメントになる段ボールの電車を作りました。

夏祭りの経験が自信になっているようで、作りたい電車を友達同士で「ここは赤?」「あと何が足りないっけ?」等と確認したり、友達がやっている様子を見ると、「一緒に手伝うよ!」と自分もやってみたくなったり、楽しそうに次々に出来上がっていきます。「先生は大丈夫。自分たちだけでできるから。」と頼もしい言葉も聞かれ、保育室のあちこちでそれぞれが集中しながら製作しています。

「ミュースカイとブルーミュースカイを連結させたい!」「みんなで乗れるようにしたい!」と新たなアイデアが出て来たり、テクノランドに憧れもあって、「動く電車が作りたい!」という思いも出てきていて、これからの遊びが楽しみです!

 

さて運動会まであと1週間!!火曜日からみんなで頑張ろう!!幼稚園で待っています。