12月24日(火)
1年で一番長い2学期が終わりです。随所で子どもたちの成長を感じられる2学期でした。
先日さくら組の『あきふゆなつまつり』を開催しました。
自分たちで日にちを決め、自分たちで何をするかどの順番でするかを考えて、行いました。
この写真から、わくわくしながら準備をする様子伝わってきますよね。
まずはどうやってお客さんを呼ぶか…。「〇〇先生に会ったから、今日やるよって言ったよ。」「でも他の子は知らないもんね。」「キャラクターが出てきたら、何か始まるかもって思ってもらえるかも!」「みんなで呼んでみようか。」戸外で遊んでいる年少児や年中児に、「あきふゆなつまつり始まるよ~!!」「観にきてくださ~い!!」と呼びかけました。キャラクターになっている子はキャラクターになりきって話さない(話せない?)ので、かわいらしく手を振ります。
たくさんのお客さんが集まってくれました。
ステージでは、引率のお姉さんたちが「これから始まります。」とお客さんに呼びかけ、幕を開ける子、音楽を流す子、舞台で踊る子等それぞれの役割に分かれて、楽しいステージの始まり!!
新曲も披露し、お客さんたちの拍手や歓声、笑顔がとても嬉しそうでした。
曲のところどころでキャラクターたちが観客に向けて手を振る仕草に、心を掴まれたお客さんも多数いましたよ。
次は先日観劇で観たスポンジ人形の劇を披露しました。
大勢の前でできるかなと少し心配しましたが、「やりたい!」「できる!」と子どもたちの力強い言葉通り、心配無用でした。
「ぽよん、ぽよ~ん。」とかわいらしく演じる姿に釘付けの小さなお客さんがたくさんいましたよ。
その次はお手玉!これは一生懸命何度も繰り返している子たちがいたので、「せっかくならやってみたら?」と提案してみると、「じゃあやってみようかな!」と挑戦です。きっと少し前なら、「やらない。」と引いていたと思いますが、やってみようと思えるところに成長を感じます。
途中お手玉が窓の上のサンに載ってしまうハプニングがありましたが、そんな時は舞台袖で待機していたみんなが飛び出し、ジャンプをしたり、椅子を持ってきたりし、無事に取れました。自分たちで考え、すぐに行動できるところがさくら組の素敵なところですね。
その後は、作った新幹線や車で遊ばせてあげました。
切符券売機で切符を流す子、新幹線に乗せて運転する子、新幹線を誘導する子、新幹線を修理する子、シールを貼ってあげる子、次のところに誘導してあげる子、車を動かせるように説明する子、見本を見せながらやってみたくなった子には変わってあげる子、好きな車を選ばせてあげる子等、役割は決めていませんが、自分で考えながら周りを見て動いたり、それぞれの優しさが溢れる関わりがお客さんにも伝わっていたように思います。
この日は欠席だった子も、この日を迎えるまでの遊びの過程や準備をみんなで楽しく行ってきました。自分たちで同じ目的に向かって協力したり、自分もクラスの一員としてやろうという気持ちがぐんと育ったことを実感しました。もちろん日々の生活の中でも感じます。自分たちでラインを引いてドッジボールを始めたり、給食のおかわりをどのように分けるか自分たちで相談して考えたり(早く食べ終わった子が他のクラスからおかわりをもらってきて、それをおかわりしたい子で分けるという何とも優しさが滲み出ていますよね)、友達の制服を襟を優しく直してあげたり・・・。
心優しくなんて素敵な子どもたちなのだろう・・・とさくら組の子どもたちへの愛が、膨らむ毎日です♡
今年最後のこども会議で2学期楽しかったことを聞くと、親子ふれあいフェスティバル(運動会)でのリレーや、金華山登山、ドッジボールや氷鬼、泡作りやサッカー、あきふゆなつまつりに天神祭り、おじさんと遊ぶ会での滑り台等、それぞれの心に楽しかったことが残っていて嬉しく思いました。
幼稚園生活も3学期を残すのみとなりました。まだまだみんなで楽しい時間をいっぱい共有しながら過ごしていきたいです。自分の良さも、友達の良さも、クラスの良さもたくさん見つけながら嬉しさや自信をたくさん心に溜め込んでいけるよう支えていきます。
そしてもちろんお家の方々も一緒に楽しく、お子さんの成長を共に喜べる日々になることを願っています。
至らない点が多々あったことと思いますが、保護者の皆様のたくさんのご協力、本当にありがとうございました。3学期もどうぞよろしくお願いいたします。皆様、よいお年をお迎えください。