寒くなったある朝、「氷探してくる!!」と言い、園庭に氷を探しに出かけました。
一人の子が園庭を探して歩いていると
「何探してるの?」と他の子が聞いてきて、「氷探してるの。」と答えると「一緒に探したい!」と、5人でいろいろな場所を探しに行きました。まだ氷がどこにできるかまで知らない子もあり、畑へ行き、ダンゴムシ探しのように端っこを見たり、思い出の森へ行き、草をかき分けたり。可愛かったので、後ろをついて歩いて行きながら、「無いねぇ。」と氷探しの探検を一緒に楽しみました。
そして帰りの会でも「氷ってどこにあるかな?」とクラスで聞いてみると
「空から降ってくる。」「寒い所に氷ができる。」「ペンギンがいる所に氷がある。」「ペンギンの住んでるところの床が氷。」「雪が降って集めると氷になる。」など、いろんな意見が出て来る中
「水を固めるとできる!冷蔵庫に入れる!」「かき氷みたいに冷凍庫に入れる!」お家の前の水たまりで氷みた。」「寒いと水たまりが凍る。」などの意見もあり、
「寒い所に水があると氷ができる?」ということになりました。
そして水を幼稚園の寒い所に置こうということになり、思い出の森に設置してある秘密基地に水を入れたカップを持って
歩いてゆっくり上がり
お盆に乗せてワクワクしています。
朝一番や帰る14時15分頃にも見に行きますが、「凍ってなかった!」と実験の結果を報告してくれます。3学期には氷になる日が来ることを楽しみにしています。
片付けの時間になるとみんなで集まり
滑り台の下の落ち葉を集めて
ふかふかの落ち葉の上にジャンプしたり
先生を落ち葉の中に埋めたり
友だちを落ち葉に埋めて、つんつんして
「ばぁ!」と出てきて遊んでいます。
毎日箒で集めることも遊びの一部のような様子で、楽しそうに落ち葉集めを楽しんでいます。集めた落ち葉を滑り台の上からバラまいて、風に乗って飛んで行く様子を眺めたり、ひらひら落ちてくる葉っぱをバケツや手でキャッチしようとしたりして遊ぶ姿も見られます。自然の中でこんなにたくさんの葉っぱで自由に遊べる環境があることで、寒さに負けず、思いついたことを友達と一緒に試しながら毎日繰り返し遊んでいます。
室内では、サンタさんにもらったコマに挑戦中です!紐を巻くコマなので、巻くことも投げて回すことも難しいのですが、回したい思いで、何度も繰り返し巻いては投げています。一人の子が自分で巻いて回せるようになると、自分もできるようになりたい気持ちが一気に高まり、今日までに3人の子が回せるようになりました。大人でも回せない方がたくさんいる中、本当にすごいと思います。友達にいい刺激を受けながら毎日を過ごしています。
今日で2学期が終りました。
2学期には、友達の姿を見て刺激を受けたり、友達と一緒だからやってみたいと興味をもったり、”友達”の存在が大きく感じられて、繋がりが強くなったと感じました。今日の帰りの会でも、2学期の楽しかったことを聞いていくと、遊びの内容もありますが、「~くんと~したのが楽しかった。」と目を合わせてニコニコしている姿があり、とても嬉しく思いました。友達が困っていると助けてあげたい気持ちの育ちや、友達ができたなら自分も出来るようになりたい気持ちの育ち、友達が居るから楽しい面白いと感じる気持ちの育ちが多く見られ、3学期にはまたみんなでいろんなことを楽しんでいきたいと思います。また3学期も宜しくお願い致します。