あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
いよいよ、今日から加納幼稚園の3学期が始まりました。
元気いっぱいの笑顔で登園してきてくれたこどもたち。
年長児の中には「あけましておめでとう!」の言葉と共に保育室に入ってきてくれた子もいました。
さて、始業式では、園長先生の友達ペロ君がみんなに会いに来てくれました。
ペロ君は、たくさんの『名人』を連れて来てくれたようです。
最初は、コマ回し名人の登場です。
コマを回すだけでなく、おぼんの中でコマが回るようにしたり、回っているコマを手に載せたりしてくれました。
子どもたちの中には、息をのんで見守る子もいました。
保育室に帰った後、早速、コマ回しをやってみようと挑戦する子どもたちがいました。
名人たちも、毎日、コマで遊ぶ中で、だんだんと上手にコマが回せるようになったそうです。
「やってみたい」「失敗してももう一回やってみよう」という気持ちが子どもたちの心に沸いたように感じます。
続いて、けん玉名人の登場です。
童謡・唱歌に合わせて、玉を大皿、中皿、小皿、けん先にのせていきます。
失敗しても、やり直せば大丈夫。
それでもうまくいかないときは、遊びの中で繰り返し挑戦することを、名人はけん玉を通して伝えてくれました。
続いて、凧あげ名人の登場です。
寒くても、元気に走るとよく飛ぶことを教えてくれました。
凧あげに感化され、始業式の後に早速凧を作り、凧あげを楽しむ子の姿もありました。
続いて、一輪車名人の登場です。
名人は、手の支えがなくても、その場でパッと一輪車に乗って、さっそうと子どもたちの周りを走りました。
この凛とした姿に憧れをもった子どもたちも多かったと思います。
転んでも転んでも、何度もチャレンジすれば、名人のようにスイスイと一輪車に乗れるようになることを、名人は教えてくれました。
続いて、お手玉と竹馬名人の登場です。
お手玉は、続けて繰り返し遊んだり、
竹馬は、床よりも1メートル以上高い場所から乗って歩く姿がありました。
子どもたちからは歓声もあがりましたよ。
名人も、繰り返し挑戦して、ここまで高い竹馬に乗れるようになったそうです。すごいですね。
たくさんの名人の登場に、子どもたちの心はきっとときめいたことでしょう。
そして、自分もやってみたいという気持ちが生まれたのではないでしょうか。
名人たちは、毎日幼稚園にいるので、一緒に遊ぶ中で、うまくできるコツも教えてもらえるかもしれません。これからが楽しみですね。
そして、最後はカルタです。
ペロ君が読み手となって、先生たちのカルタ取り大会が始まりました。
ペロ君の声をよ~く聞いて、遊戯室の壁やドア等に貼ってあるカルタを我先に取りに行きました。
教頭先生もカルタを取れて嬉しそうです。
加納幼稚園では、子どもたちが日本の伝承遊びの良さに触れる機会を大切にしています。
各保育室では、2学期楽しんでいた遊びはもちろん、今日の名人たちの遊びをはじめ、福笑いや双六、カルタ等、いろいろな正月遊びがいつでもできるように準備してあります。
明日からも、元気にいっぱい遊びましょう。