3歳児 ちゅうりっぷ組

ちゅうりっぷ組(3歳児)今週の一場面

~恐竜製作~

恐竜ブームが始まって、2週間ほど経ちました。恐竜に詳しくなった子ども達。恐竜のイラストや、絵本を見ると「あ、これ知ってる」「ブラキオサウルス!!」と、恐竜知識を語ってくれます。

 

以前までは、自分が恐竜になって、遊んでいた子ども達でしたが、「乗れる恐竜を作りたい」と言う発言から、先生と一緒に、「かっこよくて、大きな恐竜」を作りました。図鑑を見て、「足はめっちゃおっきい!」「爪もたくさんある」「歯はギザギザ」と、調べたことを友達と共有し、画用紙や厚紙に絵を描いたり、ガムテープを千切ったり、1つの物を皆で作る姿がたくさん見られました。クレヨンで色を塗ったり、ハート、星等の画用紙を貼ったり、子ども達の好きな物が詰め込まれた素敵な恐竜が完成しました!

 

「がおー!!」

「僕も乗りたい!」「私も!」

「順番こね、並んで!」

 

 ~恐竜に食べられた~

 「恐竜に手を食べられたの!!」恐竜に乗って遊んでいた子ども達が、突然血相を変えて、助けを求めてきました。「え?」「怪我したの?」突然すぎて、何も知らない先生や子ども達は、少し焦っていました。ソフトブロックに横たわる友達を囲み、「大丈夫ですか!!」「救急車で運ぶよ!」と、子ども達が連携を取っていました。

「先生も早く来て!!」と呼ばれました。ごっこ遊びに、緊迫感を感じたのは、初めてでした。真剣な顔をした子ども達と一緒に、怪我の手当てをしたり、救急車を運転したり、恐竜に食べられたことがきっかけで、病院ごっこへと繋がっていきました。

 皆の役に力がこもっているのを感じながら、一緒に手当をしていると「この中にお医者さんはいませんかー?」「脈がない!」と、セリフが飛び交っていました。

遊んでいくうちに、恐竜の卵を作る子が現れ「これ食べると、どんな怪我も治るよ」と教えてくれました。皆、恐竜の卵を食べて、最後には元気になりましたよ。

「マッサージします!」

「元気ですかー!!」

「救急車出発しますー!!」

「私も、食べられたの!!」

「こっちも怪我してるぞー!」

「救急車行きまーす!」

「お医者さんいませんかー!」

「きゃー!恐竜がこっちに来たぞ!」

「運転上手だから、任せて!」

「私も一緒に運転する!」

「救急車出動ー!!」

「恐竜の卵を食べると、怪我治るんだよ」