年長さん達のお別れ会を考え、話し合い、当日にはみんなに楽しんでもらうことができました!
2月の下旬頃に、「もうすぐ年長さんが小学校に行くからお別れだね。」という話から、年少の時にお別れ会をしたことを思い出しました。そこから、年長さんに何をしたら喜んでもらえるかを考え始めると…
「ドッジボールしたい!」「ケーキ作ってあげたい!」「リレーがいい!」「清水川にお散歩行きたい!」「じゃんぐるの曲一緒に踊りたい!」「はないちもんめがいい」「〇✕クイズがいい!」
などなどたくさんの意見が出てきました。初めはみんなでリレーやドッジボールの方向で考えていましたが、一人の子が「でも、小さい子は怖いかもしれない。」とぽつりと言うと、みんな「そうかも。」と思ったようで、ドッジボールはなくなり、「年少さんも年長さんも、みんなが一緒に楽しめる」ということを根っこに考え始めることができました。
そして、踊り、〇✕クイズ、はないちもんめの三つにまとまると、次はどうやって説明するかを考え始めました。
とりあえずクラスでやってみよう。と言うことで考えた〇✕クイズは
「先生の車は白色である。」「〇〇くんの家は黒色である。」「〇〇ちゃんの靴は茶色である。」
色の問題ばかりになっていました。これはこれで当てられると大盛り上がりでしたが、「どうするとみんなが考えて楽しいクイズになるかを問いかけると、「ん~、冬の清水川にお魚がいなかったこととか??」とある子が言いました。すると他の子も、「楽しみ会で清水川やったもんね!」と楽しみ会を題材にした問題が出始めました。そこからいちょう組、ひまわり組の楽しみ会の劇から問題を考えたらみんなも楽しいかもしれない!と繋がり、色だけの問題から劇遊びでの内容の問題へと変わっていきました。
はないちもんめについては、「まず見せた方がわかるんじゃない?」と言う子がいると、みんな同意し、2チームに分かれ、歌いながら見本をすることになりました。一人ずつ誰にするか決めて、じゃんけんをして、勝った方に移動する。と言うことを見て分かるように説明する方法を思いついていました。
何回もクラスで遊んだり、れんげ組と一緒に遊ぶ中でマイクを持って司会をしたりして自信もつき、いざ当日!
いちょう組、ひまわり組の前に立ち、大きな声で「いまから、お別れ会をはじめます。」など、どきどきしながらも司会と進行を各グループに分かれて進めていってくれました。
人前で話すことにドキドキしていた子も、楽しみ会を終えて、笑顔で問題を出す姿がありました。
はないちもんめも広いホールに横一杯に手を繋いで前後に動きながら元気に歌って楽しんでもらえました。
最後には遊戯室でミナモ達が来てくれて、みんなで楽しく踊り…
午後からは年長さんや先生にお礼のメッセージを書いたメダルを渡すことができました。
今回のお別れ会では、自分たちだけが楽しむのではなく、みんなが楽しむためにはどうしたらいいのかを考え、話し合ったり、試しに遊んだりする経験ができました。相手の立場に立って、自分よりも小さい子、大きい子と遊ぶ時にどうするといいのか、どうしたら喜んでもらえるのかを考えることができ、とても幸せな時間を過ごすことができたと思います。
他にも
れんげ組と給食交流をして楽しく過ごしたり
9月末に蛹になりずっと眠っていたチョウの幼虫が羽化してみんな大喜びで
飛び立つ様子を見守ったりしました。
そして、最後の週には年長から違う園に行くことになった友達がいることを話しました。
すると、「悲しくなる。行ってほしくない。」「プレゼントあげたい。〇〇くんが喜んでくれるもの。パソコンとかスマホとかいつも作ってた物。」「(行った先でも)新しいお友達と仲良くしてほしい。いままでありがとうって言いたい。」「手紙とか絵とか描きたい。」「歌のプレゼントもしたら?」「これ全部内緒で作ってお別れ会したら喜んでくれるかな?」「さぷらいずだね!」など、沢山の意見が出てきて嬉しく思いました。
お別れは避けられないけれど、今まで遊んだたんぽぽ組の仲間のために、喜んでもらえるように物を考えたりありがとうの気持ちを伝えたりできる方法を考えるみんなの優しさを感じました。
18日の帰りの会で、サプライズで歌のプレゼントをして、手紙や花束、作ったものを渡す予定でしたが…
残念ながら、その子は体調不良で欠席が続いてしまい、みんなと会えずにお別れになってしまいました。
またいつかどこかで会えたら嬉しいな。
たんぽぽ組で過ごした一年、いろいろ事があり、経験を通してたくさん考え、学び、心も身体も大きく成長できたと思います。特に、生き物を通して心を動かしたり、自然の変化に気付き、不思議に思ったことを発見して伝え合ったりした経験では、お互いに自分の思ったことを伝え合うことで、相手の意見や行動を受け入れる心の育ちがよくみられました。自分事だけでなく、相手の思いに気付き、みんな違う事、みんな違うからこそ、いろいろな意見があって楽しいことに、経験として気付くことができたように思います。
私自身もこの子達のいろいろな意見を聞き、なるほど!と思うこともたくさんありました。一緒になって考える中で、新しい発見や、そんな結果になるのか!と驚くことも多く、4歳の子ども達から学ぶことがたくさんあった一年でした。本当に楽しかったです。
保護者の皆様、子ども達の興味関心に合わせてたくさんのご協力を頂きありがとうございました。きっと年長になったこの子達はもっとパワーアップして、いろいろなことに興味をもち、発見をし、考え、試し、育っていくことと思います。その姿を陰から見守り、時には一緒に考え、経験を通した学びができるよう一緒に楽しんでいっていただけると幸いです。
1年間、大切なお子様を預けていただき本当にありがとうございまいした。