暑くなってきて、素手で泡の冷たく気持ちよい感触や、素足で砂山の心地良い感触を楽しんでいます。
涼しい日陰に入って、ひんやり冷たい水に石鹸を入れてから素手でばしゃばしゃかき混ぜると、だんだん泡ができてきます。それを根気よく続けていくと、こんなにもアワアワになっていく様子が楽しくて、暑い日には泡遊びが始まっています。一つのたらいに2人で手を入れると、手が触れ合う時ににゅるりと滑り、また心地よい感触を味わうことができ、思わず笑顔がこぼれています。慣れてくると、色水の中に泡を入れたり、コップに注いでビールにしたり、それぞれのイメージを友達と共有しながら楽しんでいます。
砂場では
大きな山を作っては登り、足を埋めたり、水を流したりしながら楽しんでいます。時々勢い余って砂が飛んでいってしまうこともありますが、出来事を通して力加減ができるようになったり、友達にかからないようにと気を付けたりする力が付いてきているように思います。失敗したり、周りにごめんねをしたりしながら少しずつ成長していく姿がみられる砂場遊びです。
育てているカマキリは
飼育ケースから出して動いている様子を嬉しそうに見たり
手に乗せて廊下を散歩したりして楽しんでいます。カマキリに触るのが怖かった子も、みんなが手に乗せて遊んでいることが楽しそうで、勇気を出して触ってみることができ、一度触ってからは「こわくなかった!!」と何度も手に乗せて遊んだり、飼育ケースの掃除のための引越しなど、世話を楽しめるようになりました。そして
あと何匹飼育ケースにいるのかを数えて、見えるようにシールを貼りました。
一週間ごとに飼育ケースの中にいるカマキリの数を数えて残り何匹生きているのかが分かるようにしたり
毎週大きさも写真に収めて見えるようにすることで、大きくなったことを見比べることができるようにしたりしてあります。
このカマキリたちがどこまで大きくなるのか、どれだけ減ってしまうのか、子どもと共に見守っていきたいと思います。
そして、たんぽぽ組と一緒に小学校へバッタを捕まえに行きました。
カマキリよりも小さいサイズのバッタですが、よく見ていて、バシッと捕まえていてびっくりしました。5匹も捕まえることができ、「このバッタどうしようね?」と問いかけると、
子ども「虫かごで大きくなるまで育てる。」
教師「うん、いいね。そうしよっか。」
子ども「で、大きくなったら(カマキリの方に)入れる。」
教師「えっ?」
子ども「だって(カマキリ)お腹減ってるから。」
一生懸命捕まえていたのはカマキリの為だったようで、またバッタを捕まえに行きたいとワクワクしていました。
他にも生き物を育てていて
ある子が持ってきていたニンジンを、ちょうどカタツムリが食べているところを見ることができました。
自分で見つけて持って来たカタツムリが、自分で持って来たエサにかじりついている様子が嬉しくて、世話をしたり、継続的にエサを持ってきてくれています。
生き物を大切に育てる中で、命の尊さや、生きるためには死ぬ命もあること、人間もたくさんの命の上に生きることができていることに気が付くきっかけができたら嬉しいなと思いながら、生き物に関わり育てています。今後も子どもと共に生き物の変化を楽しみながら育てていきたいと思います。
他にも
猫になって遊んだり
カラフル電車を作って乗ったり
たんぽぽの綿毛を一緒に「ふー!」と飛ばして、跳ばなかった一つをみんなで見たりして遊んでいます。
来週はどんなことが起こるのか、また楽しみです。