「イチゴクラッカー」
昨年度植えた苺は、4月末には赤く実り、いちょう組と協力して200個以上収穫することができました!
話し合いを重ね、家庭でも何を作るか調べ、思いを伝え合い、さくら組は「いちごクラッカー、いちごクッキー、いちごジュース」を作ることに。時間の都合上、ケーキやドーナツは叶いませんでしたが…自分たちで考えて決めたからこそ、準備にも気持ちが入ります。
前々日には、「お店を可愛くしたい!」と輪つなぎを作ります。どんどん長くなることで、”もっと長くしたい!”気持ちに。
知らぬ間に、2チームに分かれて長さ勝負になり、さくら組の端からベランダを超えて、いちょう組まで…のめり込んでます(笑)
看板も作成し、”早く来てほし~”の思いが、「ようこそ」の歓迎の文字からも伝わりますね。机にテーブルクロスを敷いて、も~完璧!(もう1度言いますが、前々日の様子です。それほど心待ちにしていました。)
待ちに待った、「イチゴクラッカー」オープンの日。
鍋にイチゴ、砂糖を入れて火にかけるとどうなるか…色、匂い、状態の変化を五感で味わいます。砂糖もちょっぴりなめさせてもらいましたよ。
さらに、レモン汁を一人一滴ずつ加え
灰汁(泡の部分)だけを慎重にお玉ですくい、ついに完成!!
テーブルクロスを敷いて、いざちゅうりっぷさんを呼びに行きます。
ちゅうりっぷさん全部大作戦から、3週間しか経っていませんでしたが、日ごろから、遊びや着替えや給食の時などに気にして関わっているので、柔らかく、優しく、自分たちなりに相手のことを思った関わりに変容していますね。
自分たちが考えて行動してきたことで、目の前の大好きな人、ファミリーの子たちが喜んでくれること、美味しそうに食べてくれる様子、手紙をもってきてくれたことなどの様々な反応がとっても嬉しかったようです。きっと、さくら組の子たちの気持ちも伝わったことと思います。
一仕事を終えた後の、イチゴクッキーとイチゴサイダーは格別ですね。飲んだことのない子たちも、周りの飲みっぷりやささやきを聞いて、ジャムをセルフで入れて(コップの半分以上(笑))それぞれ挑戦していましたね。
「美味しい!」「やっぱりちょっと苦手かも。」「いっぱい考えて本当に大変だった~」「またイチゴやろうね!」
今回も、ご家庭で話題にしてくださったり、子どもたちの調べ物に根気よく付き合ってくださり、ありがとうございました。この日までの満足感や当日の達成感が、次の日からの生活(遊び)につながっていきますね。