4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組(4歳児) 今週の1場面

5月23日(金)

今週は、チョウの羽化ラッシュでした!

落ちたサナギを、それぞれ違う方法で助けてみたのですが、どのこも無事に生まれてきてくれました♡救出作戦、大成功です!

1匹だけ、まだ生まれていなかったのですが、サナギをよく見ると、チョウの羽や目の部分が透けて見えるぐらいになっていました。

ということは、「今日、生まれるんじゃない?」

ずっと見ていたいけれど、外に遊びにも行きたい・・・。

サナギの様子は、タブレットで録画することにしました。

後で、動画を見返してみると、録画してから40分後ぐらいに、本当に生まれてきていたので、実際に見たかったな・・・と思いましたが、帰りの会で大型TVに映し出して、みんなで見てみました。

モンシロチョウが、サナギの頭の方を破って出てくる瞬間、足を使ってサナギの抜け殻を脱ぐ瞬間などが見られて、大人も感動です✨

子ども達は、「チョウは、花が好きなんだ!」「花を入れないと、死んじゃう!」ということは知っているようです。

でも、何の花が好きなの?と尋ねると、”なんだろう?”と疑問が生まれました。

そこで、色々な花を虫かごに入れてみることにしました。

「チョウは口がのびるから!」と、チョウを観察していると、ブルーサルビアの花の蜜を吸っているのかな?という様子を見ることができて、”モンシロチョウは、ブルーサルビアが好き”という結果に今回はなりました。

実際に、色々試してみたり、どうなのか考えてみたりするときの、子ども達のキラキラした目、真剣な眼差しは、本当に素敵です。

 

モンシロチョウの次は、ついにアゲハ蝶が羽化しました!

今年度、加納幼稚園で生まれた1匹目です!

その翌日には、3匹生まれ、その翌々日には、さらにもう1匹が、無事に生まれました。

もう、嬉しすぎて、嬉しすぎて、この表情です♡

「小学生になっても、(このチョウたちと)一緒にいたい。」と話している子もいました。

しかし、虫かごの中で飛び続けていると、チョウの羽が破れてしまい、その姿を見て、”どうしようか?”と投げかけると、「やっぱり逃がそう。また来てくれるから。」という思いに変わったようで、今回は、虫かごの外に逃がすことになりました。

興味をもつタイミングも、一人一人違い、「がんばって、お世話して、ごはんあげたら、(幼虫の色が)みどりになるかな?」と、”幼虫のおにいちゃん”として、興味をもって世話し始めようとする子も出てきています。

きれいなアゲハ蝶になることが見て分かると、さらに期待感が高まったようで、「せんせい、(僕が育てている幼虫は)あした、チョウになるかな?」と楽しみにしているようでした。

 

今週の月曜日もバッタを探しに行くと、小学生が運動会の代休だったようで、一緒に探してくれました。

さすが、小学生!

園児が見つけられないサイズの虫も探して、「あげる!」とくれました。

なんとか、加納幼稚園にもバッタが来ないかな~と、バッタが好きな草を園内中さがして、一か所に固めて植えてみることにしました。

園内では草が少なかったので、本当にバッタがいたところにも草を探しに行きました。

思ったより、根が丈夫で、なかなか草を抜くことが大変なんです・・・。

しりもちをつくことが楽しかったようで、「大きなかぶやろう!」と、引っ張っては転んで笑い合っていました♡

子ども達は、色々なところに面白さを見つけられる天才ですね。

雑草に水をあげて、大事に育てています。

今のところ、蟻が来てくれるようになっています。

子ども達と一緒に、大人も試行錯誤しながら、幼稚園にもバッタをよびたいと思います。

もし、バッタなどについて何か知っている方がみえたら、お声掛けくださるとうれしいです。

上手くいくは分かりませんが、みんなで一緒にできると楽しそうですよね。