4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児)今週の一場面

  虫たちが育って新しい発見がたくさんあります!

クラスで飼っているあおむしが大きくなり、緑色の5齢幼虫が4匹に増え、サナギも2匹になりました。虫の様子には毎日変化があり、朝一番に身支度するよりもまず虫の様子を覗き込む子たちです。葉っぱをかじる様子が可愛くて、「すごい!食べてるよ!」とまじまじ見ています。するとある子が、あおむしを指先で掴んで持とうとすると、「ドクドクいってる!!」と驚いていました。

まさかと思って、同じように指先でつまんでみると、虫の鼓動を感じることができました!今まで生きてきた中で、虫の鼓動を感じたのは初めてで、私自身もとても驚きました。バッタやカマキリ、カタツムリ、カブトムシ、チョウでは感じることのできない感覚をこの時期の幼虫に感じることができました。気になる方は気持ち強めにつまんでみてくださいね。

他にも

モンシロチョウが羽化して、飛べずにいたのを捕まえて手の上を歩かせて楽しんだり

ファミリーのいちょう組の子がダンゴムシの赤ちゃんを見せてくれたりしました。手の平にダンゴムシを乗せて見ていると

「あっ!白い小っちゃいのが出てきた!産まれたよ!」と生まれたばかりのダンゴムシを画用紙に乗せて、マイクロスコープでのぞきました。肉眼では1㎜のサイズですが、テレビに繋ぐと

はっきりと手足をバタバタさせて起き上がろうとしているところや、体は真っ白で目だけがちょんと黒色であることを見ることができました。普段見ることのできない世界をみんなで共有して感動体験ができました。

他に飼育しているカマキリのエサ問題から、幼稚園にバッタなどの虫が来てほしいということになり、虫が来たくなる環境作りが始まりました。先にたんぽぽ組がバッタを呼びたくて穴を掘って水場を作っているのを見て

一緒になって掘ろうとしましたが、もう掘るところがないということで、違う場所を掘り始めました。

2クラス一緒になって、ひざ下くらいの深さまで堀り進め

水を入れましたが、泥水になってしまいました。この泥水(チョコレート)を見て「ここに魚とか生き物って住めるかな?」と問いかけると「汚いからしんじゃう。」ということになり、また水を全部抜きました。

どうしたらきれいな水になるかを考えていると、年長さんが来て、「水をそのまま入れると泥水になっちゃうよ。」「青いのを敷くと綺麗な水になるよ。」と教えてくれました。次の日に

ブルーシートを敷いて、きれいな水を入れると大喜びです!思わず裸足になって中に入ったり、「プールにしたい!」と違う遊びが始まりそうな発言もありました。しかし次の日には

雨上がりだったからなのか、誰かが泥を入れたからなのか、また泥水に変わってしまっていました。

また泥水を全て出して、綺麗な水を入れてを繰り返しています。この水場に生き物が住めるようになるには、まだしばらくかかりそうですが、代わる代わるみんながやってきて楽しんでいます。

他にも

友達と一緒に故障した電車の修理をしたり

集まって鉄棒に挑戦したり

花で作った色水に、泡を入れると色が変わることを大発見したりしました。

赤色の色水が

泡を入れるとこんな色にへんしん!

「黄色はどうかな?」いろいろな色に泡を入れて実験を楽しんでいます。

砂場から続く、水たまりの道では、裸足で遊ぶことに抵抗があった子も、自分から裸足になって友達とどこまで「続いているのかな?」と小学校の方まで泥水が行っており、素足に水や泥の心地よい感触を感じながら喋って歩き続ける姿もありました。温かい、冷たいを味わいながら楽しんでいます。

そして本日

親子ふれあいフェスティバルで一緒にコマを作ってくださりありがとうございました。

どの子も良い笑顔で、個性豊かな色の塗り方をしていました。コマとして回ると、自由な塗り方や自由な色もきれいに混ざって素敵な見え方をすることがよくわかった遊びでした。

完成すると、友達と一緒に回したり

子どもの部、大人の部でコマ回し大会をしたり

自分で描いたコマを自分で回す楽しさを味わうことができました。たくさんの保護者の皆様にご協力いただきありがとうございました。またよろしくお願い致します。