4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児)今週の一場面

たまごから育てていたチョウの幼虫が遂にチョウに羽化しました!

月曜日に幼稚園に来ると、ずっと育てていた蛹がチョウになってパタパタと飼育ケースの中を飛び回っているのを見つけました。「すごい!ちょうちょになった!」と大喜びです。そこで、帰りの会で子ども会議を開きました。

「ちょうちょになったよ!どうしたい?」と問いかけると

「ちょうでいっぱいにしたいから育てたい!」「いつも見ていたい!」「綺麗だから毎日みたい!」と育てたい意見に対して、

「お母さんに会えないから逃がしてあげたい。」「息ができないから逃がした方がいい。」という逃がしたい意見がでてきました。

そこで、育てるか逃がすかは置いといて、ちょうのエサって何だろう?と考えると

「お花!」「さとうみず!」「みず!」などの意見がでてきました。「エサがあれば大丈夫だよ!」と育てたい派の子が話をしていると、逃がしたい派だった子たちも「じゃあ、すぐに逃がさなくてもいいかもしれない。」ということになり

園庭からたくさんの花を持ってきて飼育ケースに入れたり

次の日に

家庭から砂糖とスプーンを持ってきてくれたりして、育てることになりました。

そして水曜日の朝には

ある子が、なんだかいつもと違う色になっている蛹に気付きました。数人で「なんか違うね。」と話していると、「わかった!この黒は、羽の黒なんじゃない??だってたんぽぽ組でチョウになる時に観たのも羽の色だったし!」と嬉しそうに話してくれました。朝一番の嬉しい大発見から、給食後にはチョウに変身しており、その様子をタブレットで撮影することができました!

帰りの会で

羽化する様子をみんなで観ると、「がんばれ!がんばれ!」と、動画に向かって大きな声援を送る可愛い子どもたちでした。生まれた子は、月曜日から育てているチョウと一緒に飼育ケースに入れています。少しでも長生きしてくれると嬉しいです。

チョウが生まれたことや、カマキリが大きくなってきたことで、子どもたちが自分で写真を撮りたい!と言ってくるようになりました。そして渡してみると…

この2枚は子どもが撮影したものです。子どもの視点って面白いですね。こんな風に見えているのかと嬉しくなりました。半分以上はピントがズレていましたが、自分で写真に収める喜びも感じているようでした。

他にも、室内環境として、真っ白のたくさんの糸を用意しておくと…

紙管に詰め込んで遊んだり

水を入れてラーメン、そうめんにして遊んで絞ったり

箱に敷いてお布団のようにしたり

「わたあめみたい!」と綿あめ作りをして

綿あめ屋さんを始めたりして遊びが広がっていきました。

同じものが大量にあることで、それぞれのイメージ、それぞれの遊び方をしてくれました。梅雨に入って室内で過ごすことも増えるため、いろいろな素材に触れて楽しめる環境をつくっていきたいと思います。