5歳児 さくら組 5歳児 いちょう組

さくら組・いちょう組(5歳児)今週の1場面

6月27日(金)

「かのうようちえん アクア・トト」~いきものいっぱいわぁるど~に向かって、気になる、大好き、夢中になれる遊び(人魚・生き物・ガチャガチャ、クレーン)ごとに分かれて取り組んでいます。どんな風にしたいか、そのためにどんな物を作っていきたいか等、嬉しかったこと、困ったことなど話し合いを重ね、チームごとの共通の目的が生まれたり、時にチームの垣根を越えたりして遊んでいます。

生き物チームは、アクア・トトのように生き物を見たりできるようにしたい思いがあり、幼稚園で一緒に生活している生き物を展示したり、アクア・トトのような暗い場所をイメージしたりして、作り始めることになりました。その第一弾は、生き物のになること。人魚チームが身に纏う衣装に憧れもあったのだと思います。それぞれが、なってみたいチョウチョ、カワウソ、カワセミに変身するために、様々な素材からイメージして、そして何日もかけて丁寧に作りました。もう、可愛すぎ!!

日によって、衣装を着て遊ぶ時もあり、蜜を吸って休憩したり、人魚と喧嘩したり(笑)しながら過ごすときも。

 

看板を作り、

アクア・トト館内で印象に残った、暗い場所、エレベーターで移動したことなど、教師と思いを出し合い、形にしていく楽しさを味わっています。中でも、エレベーターを自動で動かせるよう、試行錯誤が始まっています。果たして、どんな仕組みで動かすのか。子どもたちのワクワクするアイディアを共に試していきたいです。

ガチャガチャ・クレーンコーナーでは、始めに、4つ作ってきた未完成のガチャガチャを完成させようと。

それも、本物のように1回回してカプセルが出るように!!

何回も遊んだり、修理したり、改造したりしてカプセルを1つ置いて、回して出すことはできました。でも…カプセルをたくさん入れると、次のカプセルが落ちてこなかったり、反対に何個も出て来たり、途中で回すところが壊れたり…「もう完成できないかも!?」弱音を吐きそうになるのは教師だけ!?。

子どもたちはというと、「じゃぁこの小さいの(ビーズ)置いてみる?」「あ、ちょっと止まったね。」「もう少し大きいの(ボンボン)もつけようか。」「やった~!3個は順番に(1ずつ)なった(転がった)!」「ここから止まっちゃうな…」「もっと斜めにしよう!」などなど、自分たちがやったことで、どう変わったかをつぶさにさらにポジティブに捉え、試す姿が何とも眩しく映りますね。

「これは、一列になったほうがいいね。」

「ガチャの大きさと一緒の隙間にしたら?」

「(ガチャガチャするところを)高くしたら楽しいよね」「2(台目)と4(台目を)合体した方が面白そう」

「こっちの道とあっちの道どっちに行くか分からない!とかは?(笑)」

始めは”小さい子たちが楽しく遊べるように”と考えて作っていましたが、やっぱりガチャを作るのって面白い!どんどん、”こんなことがしたい”という気持ちが膨らみ、夢中になって作っていましたよ。

そして、奇麗で、かっこよくする!機能だけでなく、見た目だってこだわります。根気強さにも、脱帽でした。

 

帰りの会に、クラスでも各コーナーの振り返りをしていると、その翌日は、「ガチャは回った?」「これが光のトンネルか~。僕もやる!」「人魚の映画って何???」などなど、やっぱり友達が楽しんでいる(困っている)ことって気になりますよね。自分のチームの所属意識の高まりはもちろん、友達がしていることも自分事として捉え、思わず一緒に遊んだり、アイディアを出し合ったりして進めていく充足感を味わっています。