6月26日(金)
~バタフライガーデンは、いろいろな生き物がいるね~
4月から楽しみに育ててきたミニトマトがようやく色づいてきました。ミニトマトが好きな子も少し苦手な子もいますが、収穫は楽しいので、大きさや色を見比べながら自分の手で採って大事に持ち帰りました。
ちゅうりっぷ組の横の花壇は、バタフライガーデンです。チョウが花の蜜を吸ったり、卵を産んだりしやすいようにブットレアやパンジー、ブルーべリーやミカンの木などが植えてあります。アゲハチョウやモンシロチョウ、ヒョウモンチョウ、アオスジアゲハなどが遊びに来てくれます。
保育室で羽化したチョウを空に逃がしたりしているので、関心をもっています。「チョウチョさんが来てるよ。」と皆で見上げています。私がカミキリムシを持っていると、子どもたちが集まってきました。触覚が長くて魅力的で触りたいけれど怖い虫を間近に見て、とてもスリリングだったようです。
バタフライガーデンでダンゴムシ探しもしています。自分で捕って容器に入れる子や欲しいけれど触れないので、友達や教師に頼んで入れてもらう子がいます。生き物をじっくり見たり、触れたりして、親しみをもったり、優しい気持ちがもてると良いなと願っています。
保育室では、ウレタンブロックで、友達とシーソー遊びをしている子がいます。「これを載せるといい。」と三角のウレタンブロックを持ってきた子がいました。どのように使うのかなと様子を見ていると、2人が手を載せていました。持つところだったのです。2人の力加減のバランスが大事ですが、とても仲良く遊んでいてうれしい姿でした。
パン粉粘土でも遊びました。パン粉のさらさらした感触を楽しんでから色付きの水をスプレーで子どもたちがかけていきました。「ねちょねちょしてきた。」と感触の違いにも気付いていました。混ぜて団子にする子がいると「どうやればいいの?」と尋ねていたので、やり方を示しながら一緒に丸めました。
自分の団子をベニヤ板の坂道の上から転がしました。
下に置いたバットにうまく入ったり、団子の重さで下にあった透明容器がひっくり返って上に飛んだりして笑いがおこりました。私の団子は坂の下で止まりました。「大きくないと遠くまでいかんよ。」と気づく子がいました。遊びながら重量があると遠くまで転がるんだと気づくのは、学びですね。
午後からも次の日も、続きの遊びをしました。
へびやおにぎり、ドーナツなど身近なものを自分で作る喜びを味わっていました。
粘土を平らに伸ばして慎重に指で押すときれいな型抜きができました。
パン粉粘土は、とても遊びやすい教材でした。友達と場を共有して、自分の思いを粘土で形にしたり、できたものを見せ合ったりして繰り返し遊ぶ姿に成長を感じます。