カマキリが大きくなって様子が変わり、戦おうとする姿になったことが、遊びに繋がっています。
少し前までは、飼育ケースから出すとテケテケ逃げようとしたり、死んだふりをするカマキリ達でしたが、大きさが
5センチを超えてくると、強くなったのか、戦うポーズで威嚇してくるようになりました。
それを見て、今まで気にせず触っていた子たちも、「怖いから触れない。」となったり、触っても腕を登ってくるときには、「チクチクして痛い!」と驚いたりするようになりました。
普段から戦いごっこをして剣や盾、魔法の杖で遊んでいたれんげ組の子たちでしたが、刃先がギザギザの武器を作ると
「カマキリの手みたい!」「カマキリ強いからカマキリ作ろう!」となり
カマキリ作りが始まりました。
「顔は三角になってる!」「足は4本あって、手はギザギザになってる!」「目はでっかい。」「黒い目の子と、緑の目の子がいるよ。」
そんなことを話しながら、友達のを真似したり、自分で考えてカマキリに変身したりして遊び始めました。
カマキリになってバッタを捕まえて食べる遊びや、かくれんぼのように隠れる遊び、カマキリがみんなを追いかけて戦う遊びなど、カマキリに変身することや、カマキリになりたいと作ることを楽しんでいます。そして
握りこぶしくらいの大きさの虫作りもしています。以前遊んだ糸を折り紙で包んで、モールなどで足を付けて完成するのですが、子どもが作るととってもかわいい虫になりました。それぞれ一人ずつ表情が違っていて、愛らしい表情をしています。虫の飼育が遊びに繋がってきているのを感じています。
他にも、夏まつりに向けて風鈴作りを楽しんでいます。
透明折り紙とナノテープを組み合わせた素材を用意すると、見た目が綺麗でみんな「やりたい!」と集まって来て好きな色を選び、集中して両面テープを剥がして透明カップに貼り付けていました。色を選んでカラフルに仕上げる子や、2色を交互に貼る子、隙間なく敷き詰めて貼る子や、隙間を作ってゆったりと貼る子など、それぞれのやり方で風鈴が出来上がっていきました。
風鈴の下の短冊には、マーブリングで不思議な模様を画用紙に写し、好きな形に切って作りました。好きな色を選んで水面に垂らし、ぱぁっっと広がるインクの様子を目をきらきらさせてみたり、画用紙に映った模様に、「なんかすごい!」「綺麗!」「もっかいやりたい!」と喜び、繰り返し色を選び、画用紙に模様を写すことを楽んでいました。
風鈴については、夏まつりで飾りたいので、後日持ち帰ります。是非ご家庭でも飾ってくださいね。