5歳児 さくら組 5歳児 いちょう組

いちょう組・さくら組(5歳児)今週の一場面

7月4日(金)

今週の夏祭りに向けての取り組みをお伝えします。

自分のチーム以外をお客さんとして体験したり、お店屋さんとして出迎える側になったりしてみました。

楽しかったところや素敵なところを、友達から話してもらえてとても嬉しそうな子どもたちでした。『こうしたらもっと楽しそう!』もみんなで考えながら、夏祭り当日もですが、それよりも大好きな保護者の方に見てもらえることを心待ちにしています。

 

~人魚姫チーム~

人魚姫になって撮影した写真や、みんなで人魚が出てくるお話作りを楽しんでいたものを、園長先生が映画にしてくれ、みんなで見ました。

もう、大喜び!!嬉しくて嬉しくて何度も見たいし、ずっと笑顔が止まりません。

エンドロールの曲に合わせて思わず体が動きます。

踊ることがますます楽しくなってきました。

 

「こんなの付けたら楽しそう!」とヒラヒラの布を付けてみて踊ると、もっと楽しい!!

 

「こうやってカーテンが開いたら私たちが貝殻の後ろから出てくるようにしようよ!」ということで幕作りも始まりました。

ショーのイメージができてきました。

 

お客さんとは貝殻の前でハイポーズ♡ これも子供たちのアイデアです。

 

海藻の所に集まる人魚たち。

何をしているか聞いてみると、なんと手に付けるヒラヒラを洗濯をしてワカメに干していました(笑)本当にごっこ遊びが大好きなんですよね。遊戯室のいろいろなところで、いつでもどこでもすぐになりきってごっこ遊びが始まっています。

洗濯物が干されているとはつい知らず、重さで垂れ下がったワカメを見て、「あ~、ワカメが枯れてきちゃっている。」と言っていた子がいて、ますます面白かったです。

 

~ガチャガチャ・クレーンゲームチーム~

今週はクレーンゲームです。

アーム作りは以前からやっていましたが、クレーンゲーム本体を作ることにしました。

どこを透明にするかを考えて、大きな段ボールを切って・・・

透明のフィルムを貼って・・・

アームを入れて動かしてみます。アームの爪の角度や、アームの本数等バランスがなかなか難しいのです。

でも・・・これってどうやって遊ぶようになるんだろう・・・若干の不安が私の中によぎりましたが、何が何が心配ご無用でした。

 

「ここにボタンが必要だよね!」「iPadで調べてみる!」と本物をiPadで見ながら、ボタンとレバーを付けました。

するとボタンを押したりレバーを動かしたりする子と、アームを動かす子と役割ができました。

さてこれがどう動くかと言いますと、アームを持っている子がボタンやレバーをどちらに動かしているかをよく見て動かしていきます。ちゃんと横の透明部分から覗き込みながら、取りたい物を狙っています。

上手く取れると、「やったー!!」と喜びます。でも取ってほしい物と取れた物がうまく重なって喜ぶ時もあれば、そうならない時も(そうならない時の方が)もちろん多くあります。「違う違う、もっと右!」とボタンを押す子が言えば、アーム係から見たら左になってしまいます。

アーム係も何となく『あれがほしいんだろうな』と気を利かせて予測しながら動くと、「あ~それじゃないのに!」と言われ、困惑するアーム係の子も。でも最後は「どれが欲しいの?」と聞いて、指を差されたものを取りに行っていました(笑)

 

そして掴める物の形と重さが重要だということも気付いています。

私が掴みにくいテープの芯を取ろうとボタンを押していたら、クレーン役の子も最初は「あ~惜しい~。」と言ってくれていたのですが、もうどうにもこうにも取れない!と思ったようです。6回目ぐらいで限界がきて、コップを持っている下の手に圧を掛け、ほぼ手の力でつかみ取る姿がもうなんとも面白くてたまりませんでした!

 

「あ~あ、このクレーンゲーム全然言う事聞かない。」と言っていたお客さんもいましたが、本当のクレーンゲームこそ全然言う事聞いてくれませんよね。むしろこちらを察して動いてくれるなんて、このクレーンゲーム優しすぎます!!

 

まるでテレパシーで動くクレーンゲーム、相手とのコミュニケーションをたっぷりと取れる楽しすぎるゲームになってきました。