3歳児 ちゅうりっぷ組

ちゅうりっぷ組(3歳児)今週の一場面

10月3日(金)

〜もう1回、思い出の森、行こう!〜

今日は、友達や教師と一緒に登る思い出の森デビューの日でした。子どもたちにとって魅力的な場所ですが、安全に遊ぶためにどうすると良いかを相談してから遊ぶことにしました。

 

「園庭は、走って遊ぶと楽しいけれど、思い出の森は、どうかな?」と尋ねると、「危ない。」、「転んじゃう。」と考えていました。高低差が大きい場所もあるので、先生と一緒に登ることや足元をよく見てゆっくり登ることを約束しました。ネットのトンネルから上に上がったり、階段から登ったりなど自分の気に入った登り方をしていました。

ネットのトンネルから上がってくる子に「もうちょっとだよ。」と声を掛けて出迎える関係性がうれしいです。

想い出の森の笹の葉っぱのところで、かくれんぼもしました。イチョウの木にくっついて木になっている子もいました。

鬼になって友達を探したり、見つけられないように隠れたりして繰り返し楽しんでいました。

給食後も、「もう一回、想い出の森に行きたい。」という子が多かったので、午後も想い出の森に登りました。友達や教師と一緒に体を動かして遊ぶ楽しさや自然の中で色々な発見をするうれしさを今後も感じていけると良いなと思っています。

 

雨上がりの砂場は、魅力的です。砂場でよく山を作っていますが、この日は、「ケーキを作ろう。」と言った子がいました。砂を積んで丸く抑えると、大きなケーキができました。お家の方とどんぐりを拾ってきた子がかわいいドングリを飾ってくれました。葉っぱや花、ローソクなどをみんなで飾りました。

「ケーキにクリームを飾るのは、どう?」と提案すると、「いいね。」とクリーム作りが始まりました。石けんを削って、お玉で混ぜたのですが、なかなかクリームになりません。

友達に聞くと、「これで混ぜるといいよ。」と泡立て器を持ってきてくれました。「もっと入れる!」と石けんを削りますが、おろし金の蓋が開きません。最初は、私がやっていましたが、蓋と本体をつないでいる紐を引っ張って開けていた子がいました。真似てやってみると、自分でできました。遊びの中で実現したいことがある時、道具や扱い方のちょっとしたコツを子ども同士で学び合っています。最初は、うまくいかないと思うことが、学びの大きなチャンスですね。

泡立て器でたくさん混ぜると、いい感じのクリームになりました。

大きなケーキにクリームを飾ると更に美味しそうな感じになり、みんなのお誕生日パーティーをしました。

雨上がりの日は、砂が良い塩梅に湿っていて大きなケーキ作りや砂の型抜きがうまくできて、達成感を感じながら遊べましたよ。