今日の一場面

10月3日 今日の1場面

今年度も岐阜県立岐阜聾学校幼稚部の子どもたちと、毎週金曜日に交流を行なっています。

今日も、聾学校の子どもたちが元気に遊びに来てくれました!

最近の加納幼稚園の園庭には、体を動かす遊びができるコーナーがいろいろ準備してあります。

みんなで玉入れをしたり、

 

鬼ごっこをしたり、

 

もちろん、虫探しや園庭の草花で作る色水ジュースなどの遊びも楽しんでいます。

 

先日は、年長児が聾学校の友達を誘って、色水作りをしていました。

年長児は、すり鉢と擦り棒が見つからなかったので、石を使って花の葉っぱをこすったこと、友達のために自分で石を見つけてきたことをその子の目を見て伝え、見つけた石を渡してあげる姿がありました。

最初は、なぜ石をもらったのか分からなかった聾学校の友達でしたが、年長児が身振り手振りも交えて一生懸命自分の気持ちを伝えることで、思いが伝わり、石をもらった聾学校の友達は、にこにこと嬉しそうな表情をして、石でこすることを年長児と一緒に楽しんでいました。

二人の心が通った瞬間を垣間見ることができ、嬉しく思いました。

 

また、今日は、年長児の友達と一緒にリレーを楽しみました。

 

 

これからも、加納幼稚園園児が聾学校の子どもたちと一緒に遊ぶ中で、お互いの「一緒に遊ぶことが楽しい」「一緒にやってみたい」「この子みたいなものを作りたい」などの気持ちが生まれることを願います。もちろん、仲良くなるからこそ、いざこざも生じています。そんな時に、自分の思いだけでなく、相手にも思いがあることを知ったり、相手の思いを考えたりなどの姿も交流を通して大切に育んでいきたいと思います。