5歳児 さくら組

さくら組(5歳児)今週の1場面

10月18日(土) 

子ども達一人一人の個性が輝く「生き物万博」

いかがだったでしょうか?

 

 二学期が始まって、48日。子どもたちの興味や関心は友達と一緒に生活する中で着実に広がりをみせてきました。そして、自分の思いや考えを友達に伝えながら遊ぶ心地よさを摘み重ねてきました。

 

 だって、

「友達と一緒に遊ぶことてって楽しい」

「今までやらなかったことも、友達と一緒だからやってみたい」

「昨日を超えたいから、繰り返し挑戦したい」

「知りたい、伝えたいから、どんどん新しいことを吸収」

「自分の気持ち(グループの気持ち)と向き合い、揺れる心の動きを行動や言葉で表す」

「その思いが受け止められ、響き合い、新たな考え方が生まれる」

こんな風に

友達やお家の人との心動く経験や

自分、友達の思い

全てが掛け合わさり

新しい自分たちに出会い続け、

今日があります。

 

ある日の綱引き後(さくら会議の一場面)

「私は、勝っても負けてもどっちもいいや。」

「どうゆうこと?」

「勝ったら、他のチームは悲しむからあんまり喜べないし、負けたら、泣きたくなる…」

「僕は負けても泣かない。でも悔しい。」

「私は、勝ったら嬉しいから勝ちたい。」

「別に泣いてもいいよね。」

「泣くのはしょがないよ。だって勝ちたいってことだもん。」

「でも、いろんな人のこと(気持ち)を考えるから、どっちもってなるんじゃない?」

「それでも私は同じチームだからどっちもいいやなんてやだ。」

「みんなで勝ちたいって思ってやりたい」

「…」

この後も話し合いは続きましたが、これは皆の気持ちが1つになったという話ではありあせん。

一人一人の思いは多様で、さくら組では、その思いを受け止める素地ができつつあるということ。(~さんは、そういう考え方なんだ。じゃぁ私は…というような)

子どもたちってすごい!

自分の行動で周りがどう感じるか考えて話したり、その思いに対して率直な思いを伝えたり、グループの視点で考えを伝えたり、どの考えも「なるほど。」と心動かされるものです。

何より嬉しいのが、それぞれが、自分の思いを伝えられる関係性の集団になっていることです。(何を言っても耳を傾けてもらえる安心感)

普段の遊びに加え、大ジャンプ、リレー、綱引き、協力ゲームをする中で、いろいろと考えを巡らせ、共に創ってきたからです。

だからこその当日の姿でしたね。

お家の人の本気は子どもたちの気持ちも熱くします!後ろ姿、綱の引き方に魂を感じました。

ドキドキを乗り越えた先の、自信に満ちた表情

皆で考えに考え抜いた作戦!

昨日の自分達を超える嬉しさ!!

今日までの日々、家庭でも子どもたちの呟きを拾ってくださり、運動会ウィークで一緒に心と体を動かしてくださり、温かく見守り、声援を送ってくださったり、お手伝いをしてくださり、本気で取り組んでくださり、本当に本当にありがとうございました。

ぜひ、今日感じたことを話題にしてみてくださいね。

そして、よく休んで元気いっぱいに来週お会いしましょう!