今日の一場面

10月23日 今日の1場面

加納幼稚園の4歳児は、園庭や地域で捕まえたダンゴムシ、バッタ、カマキリなどの飼育を通して、生き物に大変興味をもっています。そこで、今日は実際に路線バスと地域のコミュニティバスを乗り継ぎ、森に出向きました。

バスを待つ時間も楽しい子どもたち。

 

バスの車窓からの景色も輝いて見えます。

 

ながら川ふれあいの森 薬木の広場に到着しました。この広場に近づくにつれ、トンボが子どもたちの周りに飛んでくるようになりました。まるで子どもたちを出迎えてくれているようで、歩みを進めるにつれ、子どもたちも教師たちもワクワク!!

 

自分たちが見つけた生き物について、感じたこと、不思議に思ったこと、知りたいことなどを名和昆虫博物館の館長 名和哲夫さんから教えていただきました。

 

虫を見つけた子どもたちは、早速、名和先生を呼び、名前や虫の特徴などを教えていただいていました。

 

真剣な眼差しで名和先生の話を聞く子どもたち。

 

ヤマトシジミ、ミイデラゴミムシ、キタキチョウ、アキアカネなどなど・・・

実際に自分の手で虫を捕まえる嬉しさを十分に味わった子どもたちです。とてもいい笑顔がいっぱいでした!!

 

名和先生にその場で虫の名前や特徴を教えていただくことで、それを聞いた子どもが、「このバッタは羽根が赤いんだよ(アカハネオンブバッタ)」と別の友達に話したり、「〇〇(氏名)も欲しい!」と見つけようと一生懸命に草むらを見たりなどする姿に繋がっていきました。

また、先生たちも夢中になって、チョウチョウ(キタテハ)を捕まえました!

 

子どもの中には、「絶対にあのトンボを捕まえたい!」と、1時間トンボをどうやったら捕まえられるか考えながら、網の振り方を、ゆっくり、素早く、そっと・・・など工夫する子どももいました。最後まで捕まえられなかったけれど、最後まで粘り強くやってみようとする気持ちは、これから、試行錯誤する力やうまくいかない時にどうすれば良いか考える力などに繋がっていくと思います。どの子も、自然の中で、素敵な体験をすることができました。

今回の虫取りの経験が、これからの4歳児の遊びにどんな影響を与えてくれるのか・・・それは、これからの4歳児のホームページをお楽しみに❤️