生き物への関心
ひまわり組で育てていたアゲハ蝶の幼虫が、月曜日に蝶になっていました。
「可愛いね」
「欲しい!」
と、子どもたちが愛情をもって虫かごを覗き込んでいました。
虫かごを開けて見ていると、1頭、2頭・・・と飛び立ちました。
(蝶の正しい数え方は、”頭”なんですって。私は知りませんでした…。)
飛んだ蝶が、ひまわり組の子の帽子でひと休み。
蝶のために(本当はびっくりしていたのかも?)動かずじっとしてくれていたY君でした。
H君は、家からカミキリムシを持ってきてくれました。
図鑑に同じ柄のカミキリムシが載っていて、「これだ!」と喜んでいるうちに、逃げ出すカミキリムシ。
今度は、「おうち作りたい」とH君の希望で、幼稚園の虫かごにカミキリムシの家を作ることになりました。
幼稚園での生活を通して、生き物に親しみをもち、自然を愛でる気持ちが育まれるといいなと思います。
戸外では、年長児が遊んでいる樋で、ペットボトルの電車を走らせて遊びました。
気温も高くなり、水の冷たさも気持ちよくなりました。
教師が水を流すたびに、
「やった!流れた!もう一回!」
と、何度も何度も電車を置き、流れていく様子を楽しんでいました。
次は自分で流します。
水を汲んだバケツを持ち、段差を登るのも簡単ではありませんが、慎重に運んでいます。
こぼれないように、でも電車が流れるように、水量を調節していました。
遊びながら、頭を使って考えて工夫していますね。
こちらは、水は流さず、自分で樋をつなげて線路に見立て、手で電車を動かして遊んでいました。
電車がお気に入りになったようなので、保育室でも遊べるようにしましたよ。
D君のアイデアで踏切をつくると、玩具の車を持ってきて、電車や車が行き交っていました。
おばけも登場し、楽しいごっこ遊びになりました。
木曜日には、小麦粉を水と混ぜて、トロトロにして遊びました。
(遊んだ後には体についた小麦粉はすぐに洗い流しました。)
初めての感触にドキドキしていた子も、指一本触れ、次は小麦粉をキャンパスにして絵を描き、手のひらで模様を描き、気持ちよくて最後には腕まで塗っていました。
感触遊びは心も体も解き放たれ、五感をつかう大事な遊びです。
今後もどんどん取り入れていきたいと思っています。
大きな汚れはなるべく園で洗いますが、ご協力よろしくお願いいたします。