4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組(4歳児)今週の一場面

秘密基地作りを楽しんでいます。

思い出の森と小学校の校庭の間に小さなどんぐりが落ちており、子ども達とたくさん拾いました。拾った後に、「このどんぐりどうしようね。」「うーん、秘密基地に隠す?」「秘密基地あるの?」「ないよ。」「えっ?」「このどんぐりどうしようね。」「秘密基地作りたい。」というやり取りから秘密基地作りがはじまりました。

初めは「この場所にドングリを隠そう!」ということで、クラスで遊び倒した段ボールをまた外に持ち出し、仕切りを作って基地にしました。すると、楽しそうなことが始まったと、他のクラスの子が「いれーてー」と集まって来ました。

「ここはたんぽぽ組の秘密基地だから、たんぽぽ組しか入っちゃダメ。」

と、たんぽぽ組という仲間だけで楽しみたい意識から、他の子は追い返す姿がありました。そこで、給食中や帰りの会で「みんな入りたいって言ってたけどどうしようか。」と問いかけると、「たんぽぽ組だけがいい!」「お金(手作り)持ってきたらいい」などの意見がある中、「この場所はみんな来ていいことにして、たんぽぽ組だけの秘密基地も作りたい。」ということで落ち着き、次の日に…

朝一番から段ボールを運び込み

前日に決めた場所に

組み立てました!他にも

せまーいところでぎゅっと入れる小さな秘密基地も作りました。

帰りの会でみんなの秘密基地の写真を見ると、外から丸見えなことに気が付きました。

しかし、年長さんが作った秘密基地は…

どこにあるのかわからない場所に基地が隠れていました。

何が違うか一緒に考えていると「草がいっぱい生えてると分からなくなる!」ということに気が付いたので、完成している秘密基地を隠す遊びが始まりそうです。今のたんぽぽ組は「秘密基地」という素敵な響きにときめきながら、思い出の森の自然の中楽しく遊んでいます。