3歳児 ひまわり組

ひまわり組(3歳児)今週の一場面

雨樋を使った遊び

 

砂場に穴を掘って、「プールだよ」と話しています。

ある程度大きく深くなったところで、「水入れよう!」と、水を入れていました。

すると、樋を持ってきて、プールに水が入るようにつなげていました。

長くつなげて水を流したいようです。

流してみると、うまく流れません。

そこでひらめいたA君!

「ここがまっすぐだからいけないんだよ!」

近くにあった風呂椅子を置き、坂にしていました。

ビールケースも使い、机やベンチも生かして水を流しています。

ちなみに、この踏み台も、子どもたちで用意していました。

「これあったら水流しやすいで!」

よく考えて遊んでいます!

そして、何度か繰り返し水を流していると、樋が傾いて落ちてしまいました。

「あ、棒がいる!」と、Bちゃん。

この辺かな?と、場所を決めて塩ビ管を立てていました。

これは、柱のようなイメージなのでしょうか?私には分からないことも、子どもたちは通じ合い、子どもたちなりにイメージをもちながら、アイデアを出し合って遊んでいます。

結局、塩ビ管に砂や水を入れる遊びに変わりました。

こんなに高いところでも、風呂椅子に乗って、そっと、倒れないように慎重に入れています。

 

後日、また砂場に穴を掘り、水を入れると、

「あ、そうだ!あれ持ってこよう!長いやつ!」(雨樋のことです)と、今度は雨樋を持ってくる子、ビールケースを持ってくる子と分かれ、遊びの場をつくっていました。

水を運んできた子が、

「もう水流していい?」と聞くと、

「まだだよ。」樋を組んでいる子が答えます。

「もういいよ!」と、水を流すと、みんなの目線は樋に注目されます。

3歳児なりに、相手があれをしているから、次はこれがいるなとか、自分は○○を持ってこようとか、きっと色んなことを考えながら、夢中になっているのだと思います。

本当は、プールまで水を流したいのですが、

「どうしてここに穴があいちゃうんだろうね…」

と、樋のつなぎ目から流れる水を見ながら考え中です。

こうやって自分たちで考えるから、面白いのでしょうね♪