雨樋を使った遊び
砂場に穴を掘って、「プールだよ」と話しています。
ある程度大きく深くなったところで、「水入れよう!」と、水を入れていました。
すると、樋を持ってきて、プールに水が入るようにつなげていました。
長くつなげて水を流したいようです。
流してみると、うまく流れません。
そこでひらめいたA君!
「ここがまっすぐだからいけないんだよ!」
近くにあった風呂椅子を置き、坂にしていました。
ビールケースも使い、机やベンチも生かして水を流しています。
ちなみに、この踏み台も、子どもたちで用意していました。
「これあったら水流しやすいで!」
よく考えて遊んでいます!
そして、何度か繰り返し水を流していると、樋が傾いて落ちてしまいました。
「あ、棒がいる!」と、Bちゃん。
この辺かな?と、場所を決めて塩ビ管を立てていました。
これは、柱のようなイメージなのでしょうか?私には分からないことも、子どもたちは通じ合い、子どもたちなりにイメージをもちながら、アイデアを出し合って遊んでいます。
結局、塩ビ管に砂や水を入れる遊びに変わりました。
こんなに高いところでも、風呂椅子に乗って、そっと、倒れないように慎重に入れています。
後日、また砂場に穴を掘り、水を入れると、
「あ、そうだ!あれ持ってこよう!長いやつ!」(雨樋のことです)と、今度は雨樋を持ってくる子、ビールケースを持ってくる子と分かれ、遊びの場をつくっていました。
水を運んできた子が、
「もう水流していい?」と聞くと、
「まだだよ。」樋を組んでいる子が答えます。
「もういいよ!」と、水を流すと、みんなの目線は樋に注目されます。
3歳児なりに、相手があれをしているから、次はこれがいるなとか、自分は○○を持ってこようとか、きっと色んなことを考えながら、夢中になっているのだと思います。
本当は、プールまで水を流したいのですが、
「どうしてここに穴があいちゃうんだろうね…」
と、樋のつなぎ目から流れる水を見ながら考え中です。
こうやって自分たちで考えるから、面白いのでしょうね♪