今日は、3回目の加納中学校との交流を行いました。
中学校のお兄さん、お姉さんは3年生。子どもたちより背がぐんと高いです。
そんな中学生の皆さんの中には、子どもたちと話すときに腰をかがめ、子どもたちの目線に自分の目線をできるだけ合わせて関わってくれる姿がありました。
中学生の皆さんは、今日の交流に向けて、『幼稚園の子どもたちはどんな遊びが好きなのかな。』『どうやって声を掛けるといいのかな。』等、いろいろ授業で考えたり、幼児について学んだりして来てくださったとのことです。その学びが、子どもたちの目線に自分の目線を合わせたり、子どもたちに優しく声を掛けたりする姿につながっているように感じ、うれしく思いました。
木工遊びでは、子どもたちが「こうやって打つんだよ。」という手本を見せてくれたのを、中学生のお兄さんたちが笑顔で受け止めて、一緒に釘を打ってくれました。(本当は、金槌の使い方も知っているけれど、年中児の思いを聞いてくれました。)
子どもたちのために、大縄跳びを何度も何度も回してくれるお兄さんの姿や、
ドッジボールでは、子どもたちの力を考えて、
ボールをゆっくり投げてくれたり、
自分で取ったボールを、なかなかボールが取れない子に渡してくれたりするお兄さんお姉さんの姿もありました。
落ち葉プールでは、子どもたちと中学生のお兄さんが繰り返し落ち葉を掛け合い、一緒に笑い合う姿もありました。
中学生のお兄さんお姉さん、子どもたちと一緒になって、夢中で遊んでくださってありがとうございました。
子どもたちにとって、中学生のお兄さんお姉さんと一緒に遊んで楽しかった、してもらって嬉しかった等の経験は、自分が大きくなることへの憧れや期待感等を育み、自分も小さい子と関わるときに、こんなふうにしてあげたい、関わりたいという思いにつながっていきます。
これからも、加納幼稚園は、近隣の中学校の生徒さんとの交流を大事にしていきたいと考えています。
12月にも加納中学校3年生の皆さんとの交流が3回あり、子どもたちも、中学生のお兄さんお姉さんとの交流を心待ちにしています。
また、12月、お待ちしています。一緒に思い切り遊びましょう。