今日は、劇団『むすび座』の皆さんにお越しいただき、劇を観ました。
始まる前から、むすび座の方の身体の動きの面白さに笑いがこみ上げる子どもたち。
スポンジを使った人形のお芝居は、人形の絶妙な動きに合わせた擬音語が、子どもたちの笑顔を誘いました!
言葉はなくとも、道具を使って表現する面白さが、子どもたちの心を動かし、たくさんの笑顔が生まれたように思います。
お手玉などの日本の伝承遊びも、子どもたちの興味を誘うきっかけになりました。
幼稚園でも、お正月遊びの一つとして、お手玉を準備していきたいと思います。
昔話のネズミの話では、人形の動きとセリフの間合い等に子どもたちの目は釘付けでした。
観劇後、年長児は、人形や小道具などがどのように作られているのか間近で見せてもらいました。
指人形の動かし方を教えてもらい、実際に真似して自分の指を動かしてみたり、
スポンジの人形の作り方を教えてもらったりしました。
給食後、早速、スポンジと竹ひごを使って、スポンジ人形を製作している子どもたちもいました。
実際に動かしながら、劇で見たスポンジの動かし方や擬音語を言ったり、自分なりに動かし方を考えたりして、先生や友達に見せて遊ぶ姿がありました。
観劇を通して、子どもたちの心が動き、「自分で作ってみたい!」という思いにつながったように思います。
このような子どもたちの心の動きを教師自身も大切にし、その思いを実現できるようにこれからも保育をしていきたいと思います。
劇団『むすび座』のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。