3歳児 ひまわり組

ひまわり組(3歳児)今週の一場面

さかなつり

 

前回、思い出の森で釣りをしていることをお伝えしました。

今では、保育室で遊ぶときにも、さかなつりを楽しんでいます。

戸外で楽しんでいることを、室内でもやりたいと思ったのでしょうね。

最初、釣り竿を一緒につくりましたが、魚がいません。

「先生、魚描いて」

と言われたので、子どもたちで楽しめるよう、翌日、魚の塗り絵を用意しました。

さっそく、色を塗って切っています。

 

おや、こちらは何をしているのでしょう。

「ここから魚が逃げちゃうよ。」

「そうだね、あ、ここに小さいの置こう。」

相談しながらつくっているようです。

何をつくっているのか聞いてみると、

「水族館!」

と教えてくれました。

 

描いた魚に、教師が磁石を仕込むと、

「はい、魚できたよ。」

「ここに入れて!」

威勢のいい声が聞こえてきます。

さかなつりに夢中になって、水族館の中で釣りをする子に、

「ここは水の中だよ。」

と言う子もいれば、たくさん釣りたいがために、

「いいんだよ。」

と言う子もいます。

子ども同士でルールを決めながら遊びをつくっているようですね。

 

「ぼく、水に落ちちゃった。」

と、水族館へダイブするA君。

「わー!大きい!」

「釣れた!」

すぐにノリノリのみんな。

とても楽しそうです。

 

魚を釣らない楽しさを知った子どもたちは、机、いす、ドア、おもちゃ、棚など、いろいろなものを釣りたくなってきたようです。

「机は釣れない」

「椅子も釣れないよ。あっ!釣れた!」

木には磁石がくっつかないけど、銀色(鉄)のものにはくっついたことで、子どもたち、ひらめいたようです。

「机釣れたよ」

「じゃあ、これは?」

次々に釣り竿の先を近づけています。

銀色なのにくっつかないものがあると、何かの間違いじゃないかと、何度も試したり、無理やりくっつけようとしたりしていました。

不思議だな、面白いなと、心を動かして実験していましたよ。

 

後日、釣った魚をバーベキューで焼いてパーティーをしました。

「焼けたよ」と、魚を渡されて、

「熱い!熱い!」と言いながらフーフーしていると、気が利くB君が、お皿を持ってきてくれました。

レジャーシートの上で、焼いた魚やお肉を焼いて食べさせてくれるという、夢のような時間を過ごしました。

 

2学期も、子どもたちと一緒に遊びをつくりだしていく楽しさを感じながら、とても充実した時間を過ごさせていただきました。

とってもとっても可愛い、愛するひまわり組のみんな♡ありがとう。

私が保育を楽しめているのは、保護者の皆様のおかげ様と、心から感謝しております。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

良いお年を、お迎えくださいね。