12月24日(火)
さくら組とのドッジボールで、なかなか勝てない、いちょう組。
「あー、また負けた・・・。」と悔しがったり、涙したり、落ち込んだりといった姿が見られます。
それでも、もうやめた!とはならない姿が、2学期初めの頃を思い返すと、大きな心の成長ですね。
中には、さくら組や友達にも見えにくい場所で、自らボールを投げたり、キャッチしたりしている子たちの姿が!
「わたし、ボールを投げられるようになりたいんだよね。」「キャッチもしたいし。」と、”こんな風になりたい!”という思いからの行動に感動しました。
そんな姿を見て、友達も集まってきます。
子どもたち自身でも、自信をつけていくのですね。
ちょうど、ドッジボールのコートが空いたこともあり、「広い所で、遠くに投げよう。これは練習だから!」と、場所を引越し、再チャレンジ!
「何回、当たっても大丈夫なんだよ。」「練習だから、外野に行かなくてもいいんだよ。何回でも投げられるの!」という声を聞いて、さらに「いーれーてー。」と友達が集まってきます。
”当たっても大丈夫””練習だから”という安心感も、やってみようという気持ちにつながりますね。
繰り返しの中で、経験を重ね、自信もついてきたこともあり、少しずつ遠くに投げようとしたり、ボールをキャッチしようと手を出してボールを取りに行く姿が増えてきたように思います。
23日(月)に、戸外と室内の大掃除も頑張ったので、2学期最後の日は、いちょう組だけで、みんなでドッジボールを楽しみました。
「さくら組に見つかっちゃうからさ!」と、いつもの場所ではない所でドッジボールをしようよということを話しだす子どもたち。
コートのラインも、子どもたちが引きます。
味のある曲線ラインが可愛いですね(笑)
一生懸命な姿や、笑い合いながら楽しめる姿、「後ろ!(ボールが来る方向は)外野だよ!」などと声を掛けようとする姿、「○○ちゃんいないから誘ってくるわ!」と仲間を気に掛ける姿、ボールが欲しくて必死にジャンケンをしたり話し合ったりする姿、周りの友達の表情や気持ちを感じて、励ましたりボールを譲ろうとしたりする姿、どんな姿にも2学期の育ちを感じ、卒園まであと3ヶ月なんだ・・・と思うと、じーんときます・・・。大人の方が寂しくなってきてしまう時期になってきました。
2学期最後のカプラは、大作でした!
各々作っていた1学期の姿から、2学期は、友達とアイディアを出し合い一緒につくり上げることが増え、面白いクリエイティブな作品が多く生まれました。
枠にとらわれない、子どもたちの豊かな発想は、いつまでも大事にしてほしいですね。
2学期も、保護者の皆様には、たくさんのご理解とご協力を賜りました。
ありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ご家族で、年末年始を楽しくお過ごしくださいね。
3学期に、元気なみんなに会えることを楽しみにしています!