4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組(4歳児)今週の一場面

先週の話ですが…

たくさんの雪で午前中いっぱい思いきり遊び、充実した表情と、疲れ切った足取りで、とぼとぼと小学校から戻ってきました。

園庭でそり遊びをしたり、雪玉の当て合いをたっぷり楽しみました。

雪玉の当て合いでは、子ども同士で投げると狙ったところには当たらず、顔に当たったり首元から服の中に入ったりすることも少なくありません。そのことが嫌で、当たって泣いていたり、服に入って怒っていたりしている子もいました。しかし、泣きながらも一緒に走り回って教師に当てることができると嬉しくなって続けたり、怒ってやめた後も、みんなの楽しそうに遊ぶ姿を見て、やっぱりまたやりたくなって再び遊び出したりしていました。雪玉当ては、嫌なこともあるけど、それ以上の楽しさを感じて繰り返し遊ぶ姿へと変わっていきました。午前中だけでしたが、雪の楽しさ不思議さ、面白さを十分に味わうことができ、嬉しく思いました。

小学校の校庭では、沢山の雪だるまになれそうな雪玉が一か所に集まっていると登りたくなり、直径1m程の雪玉5つに順番に乗って遊び出しました。雪遊びでは、走り回る、握る、投げる、狙う、避ける、追いかける、固める、丸める、押す、持ち上げる、登る、(そりで)滑る、などの運動遊びができました。今季にまた降ってくれると、子ども達は大喜びですね。

部屋ではコマの技が出来るようになりたい思いで繰り返し巻いては投げて遊んでいます。

10級:こままわし 9級:犬の散歩 8級:的いれ 7級:線香花火 6級:紐かけ手乗せ 5級:どじょうすくい

毎日遊ぶ事で、7級まで出来る子が出てきて6級に挑戦し始めています。それまで興味をもっていなかった子も、すごい技を友達がしていることで気になって始めたり、コマは難しいからということで、お手玉に挑戦している子もいます。

10級:両手投げ 9級:右手左手 8級:右手投げ 7級:左手投げ 6級:右左交互 5級:両手手叩き

スモールステップでお手玉遊びに近づくように教師が勝手に考えた級ですが、それを目標にして遊んでいます。他にもあやとりやけん玉にも挑戦中です。

一人でやっていても気持ちや遊びはなかなか続きませんが、友達と一緒に遊ぶ事で、楽しみながら繰り返しできたり、友達が出来るようになることで、自分も出来るかもしれないと気持ちが高まったりしています。これらの遊びを続けることで、指先の力加減や、目で対象を追う動き、周りの友達や物へぶつからない等の配慮をする力の育ちも感じています。昔ながらの遊びの奥深さを感じています。

他にも

小さな木片を積み木にして組み合わせて遊んだり

スリーヒントゲームで、三つの情報をよく聞いて合っているカードを競い合って取ったり

トランプのいろいろなゲームをしたりしています。

3学期に入り、今まで以上に「友達と一緒だから楽しい」「一緒だから面白い」「一緒だからやりたい」という気持ちの育ちが感じられ、嬉しく思います。