1月16日(木)
わくわく&どきどき楽しみにしていた岐阜東幼稚園とのドッジボール対決の日を迎えました。
ドッジボールが楽しくて繰り返し遊ぶ子や、みんなでやってみる時間に「一緒にやろう!」と誘われると「私もやる!!」とさくら組の一員として一緒に頑張ったりしてきました。
「どうすると勝てるかな?」「何で負けちゃったんだろう?」「今日のよかったところはどこだろう?」とみんなで考え伝え合ったり、家で考えたり、お家の人に教えてもらったことを出し合ったりして、何度も話し合ってきました。
「こうやって足を上げて投げるといいんだよ!」「キャッチする時は、足を上げるとキャッチしやすいって思った!」と投げ方やキャッチの仕方を、みんなで身振り手振りやってみたりもしました。
たくさん考えてやってみようとするものの、いざやってみるとできるのはほんの一部です。しかし『みんなで集まって自分の思いを伝え合う』『一人の考えよりみんなの考えを聞いたらもっといろいろなアイデアが出て、強くなれる』等、みんなで一つの目標に向かって取り組む楽しさが感じられることを大切にしてきました。
一生懸命、真剣に取り組む姿、本当に一人一人が輝いていましたよね。
負けても下を向かない、コツコツ頑張れる子がたくさんいるところがさくら組の強みです。真剣で楽しい時間を皆さんで過ごせたことが幸せです。
「今までのさくら組は一回も優勝したことがないんだよ。」お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子が、進級当初から言っていたことです。終わった後、子どもたちは「たいよう組に勝てた初めてのさくら組だ!」「いちょうさんにはまた勝負して勝てばいいから、今日たいようさんに勝ててよかったよね。」と前向きで、晴れやかな表情を見て、それだけやり切れたということなんだと嬉しく思いました。
みんなで強い気持ちで同じ目的に向かって頑張る分、度合いは違うかもしれませんが、どの子もそれぞれ緊張したり、不安に思ったり、知らず知らずのうちに疲れもあったことと思います。お家の方の支えという大きな要因はもちろん、『当たっても外野に行っても、諦めなかったら当てられるぞ!』『逃げることが得意だから、最後まで頑張って逃げよう。』『みんな頑張っているし、私も頑張ろう。』『最初より上手になっているから、大丈夫。』『どんどんできるようになっているから、もっとやれるようになるぞ。』と仲間の存在が刺激となったり、仲間の言動が支えとなったり、過去の自分と比較しながら喜びを感じたり、良さを見つけたり、自分の可能性や仲間のことを信じたり…。そうやって自分自身で乗り越えていく力を付けていっていることに成長を感じましたし、これから先もいろいろな壁が必ずあることと思いますが、乗り越えていける力をもってほしいですし、さくら組の子たちなら乗り越えられると信じています。
保護者の方々、応援、そして今日を迎えるまでもいろいろなところで、子どもたちを支えてくださり、ご協力くださり、本当にありがとうございます。
卒園まで一つでも多くの楽しい・嬉しい、そして自信を積み重ねていけるよう支えていきます!
保護者の皆様も一緒に楽しんでいきましょうね。どうぞよろしくお願いします。
(優勝が嬉しいことを前提に!控えめながらも健気に頑張るさくら組の子たちをどうしても勝たせてあげたかった負けず嫌いな担任は、試合が惜敗だっただけに・・・。ちょっぴり悔しい! でもどの子もが積極的にボールを取りに行く姿勢と、今まで取り組んできた過程には自信があります!!)