清水川 アクア・トトぎふ
「今度こそ魚を捕まえるぞ」の思いで、清水川に出かけました。そうです。リベンジマッチです。
前回と違って、各クラスで、どうしたら捕まえられるか考えを巡らせ、昨年度うまくいった罠を作ったり、網を頑丈に作り直したり、今までのアイディアをかけ合わせたり、新たな閃きを試したりしました。捕まえたい気持ちが伝わってきます。
さらに、魚が好きそうな餌を想像し、それぞれが考える餌を各ご家庭と幼稚園から持ち寄りました。
直前で罠にしかけ、いざ決戦の舞台へ。
目視で確認し、
武器(網、竿、罠)を片手に、それぞれの作戦で動き出します。
「前回は、川から遠すぎた」という理由から、今回は、川に入って水の生き物を追います。「冷た~い」「絶対捕まえるぞ~」
アメンボ、ヤゴ、エビ、魚、ザリガニ…目の前の視界に獲物がロックオンされると、捕まえたい気持ちに一層火が付きます。
友達と声を掛け合ったり、挟み撃ちにしたりしながら水の生き物を捕まえられる子もいましたね。
川の上から確認したときは、たくさんの魚がいましたが、真剣な子どもたちが川で頑張れば頑張るほど、魚の姿が見えなくなりました。中には、「魚は静かにしないと…」と、気づいている子もいましたよ。
あれだけ考えた、罠や餌の作戦ではうまくいかず、「魚が捕まえられなかった」「泳ぐのが速すぎる」「罠の数が少なかったんだ」「もっと長い時間置いておくと魚が来るかも…」と悔しい気持ちを共有し、次は「こんな風にやってみよう」という新たな考えも生まれていました。
それでも、稚魚が2匹、アメンボが2匹、ザリガニが3匹、エビが4尾、ヤゴが11匹の収穫。自分たちで網を使って捕まえたことが、心に残っていたようです。幼稚園に、どんどん水辺の生き物が増えて、嬉しい気持ちになりますね。でも、もっと魚捕まえたかった~。
そして9日(月)は、楽しみにしていたアクア・トトぎふへ遠足に行ってきました。
年中時に行った時に違うことはバスに乗れること!みんなで乗るバスはやっぱり楽しい!
行きのバスからルンルンで、車内はとても楽しい雰囲気でしたよ。
そしてもう一つ違うことは、探してみることをあらかじめ3つ伝えていました。
1つ目は、どんな生き物がいるかよく見てくること。幼稚園と一緒のことや違うことを探してみることにしました。
2つ目は、その生き物たちがどうやって飾られているか(展示されているか)を見てくること。
3つ目は、アクア・トトぎふにはどんな仕事があるのかを探してみること。
この3つをポイントにしました。
雨予報だった天気も、天候に恵まれ、外で写真も撮れました。入り口でパシャリ!
まず出迎えてくれたのはアルダブラゾウガメ。「動いた!」「口が開いた!」「甲羅の模様がちょっとずつ違う!」
気が付いたことが次々に飛び交います。まだまだ見ていられる様子でしたが、後ろ髪を引かれながらここからがスタートです。
魚や生き物たちを見ながら進んでいくと、カワウソのエサやりが始まりました。
飼育員のお姉さんたちが魚を投げると、カワウソが一生懸命かぶりついている様子がたまりません。
飼育員のお姉さんの説明が終っても水槽に釘付けの子どもたち。気がついたらこんな風に見入ってました。
水槽の掃除をしている飼育員のお兄さんにも遭遇できました。
「口にくわえているからブクブクできるんだ!」「お兄さんお掃除がんばって~!」と手を振り、手を振り返してもらえると大喜び!貴重な場面に立ち会うことができました。
夢中になって見ていると、気が付いたことや思ったことがどんどんと出てきます。それだけ心が動かされているんだなと感じました。知らず知らずのうちにかもしれませんが、ポイントもちゃんと見つけています。
「写真と字で説明してくれているんだ。」
「石だけじゃなくて、木が入っている!」
「横からも見えるし、上からも見えるようになっているんだ!」「こんなに分厚いガラスで水槽が作られているんだね。」
「横にクイズがあって見れると面白いね!」(これは葉っぱにそっくりな虫がいるよ。どこだか分かるかな?という展示でした。皆さん見つけられますか??)
「この前タブレットで絵を描いた時と似ている!」
展示の最後には、ガチャガチャやUFOキャッチャーのゲームコーナーや
かわいいお土産コーナーもありました。
まだまだ時間が足りないぐらいでしたが、あっという間の午前中が終わり、幼稚園に帰ってきて心待ちにしていたお弁当タイム!!
お家の方の愛情こもったおいしい弁当、どの子もとてもとても嬉しそうでした。
午後からは早速、「ガチャガチャが作りたい!」「かわいいお魚作りたい。」「私は人魚姫になってお魚たちと水槽を泳ぎたいな~。」「かのうようちえんアクア・トト作りたいな。」「いろんないきものワールドとか!」「みんなでいろんなお仕事にわかれてさ・・・。」どんどんやりたいことが出てきて、もう止まりません。とても楽しいことが始まりそうです♪
保護者の方々のご理解・ご協力があってこそ今日という特別な日を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
お子さんのお土産話で親子で楽しい時間を過ごしてくださいね。