今日は、岐阜県立岐南工業高等学校の生徒さんたちと交流を行いました。
加納幼稚園の子どもたちは、今、生き物にとても興味があります。
年長児は、昨年度から川の生き物に興味をもち、清水川に足を運び、川の生き物を採ったり、飼育したりしています。
加納幼稚園の子どもたちの興味・関心をもとに、
岐南工業高等学校のお兄さん、お姉さんが試行錯誤して、段ボールで釣り竿の部品を作ってくださいました。
実際にリールの部分を回して釣ることができる優れものです!
各学年に合わせた方法で、手作り釣り竿で手作りの魚たちを釣って遊びました。
生徒さんに、釣り竿の作り方を教えてもらいます。
切ったり貼ったりする過程も温かく見守ってくれる生徒さんたちです。
魚をハサミで切ります。毎日はさみを使って作りたい物を製作している子どもたち。紙を上手に回しながら、魚の背びれや尾びれなども丁寧に切り取っていきます。
出来上がった釣り竿がうれしくて、早速試してみる子どももいました。
うれしそう!!
もちろん、途中で高校生のみなさんとの何気ない会話も楽しむ子どもたちです。
このように、いろいろな人と関っていくことが幼児期はとても大切です。その中で、人との関わり方に気付いたり、相手の気持ちを考えて関わったり、地域のことや地域の人に親しみをもったり、遊びに必要な情報を取り入れたりなど、さまざまな目に見えない力が子どもたちに育まれていきます。
自分たちで作った魚を釣ってみます。
釣れるとうれしい!!この笑顔がいっぱい各クラスに溢れていました!!
年長児のクラスでは、先日の園外保育で知り、作りたいと製作しているカエルや、魚たちもビニールシートの海を泳いでいました。
最後は、岐南工業高等学校の生徒さんたちがアーチを作ってくださり、そのアーチをくぐって、子どもたちが保育室に帰りました。
今回の交流を通して、加納幼稚園の子どもたちは、今日、製作を楽しむ中で知ったこと、やってみたいと思ったことをもとに、7月の夏祭りに向けて面白楽しく取り組んでいる内容をさらにパワーアップさせていこうという気持ちが湧いたようです。
岐南工業高等学校の生徒さんたちは、加納幼稚園の子どもたちの興味・関心を実際に知ったこと、子どもたちの姿から、9月に開催するテクノランドの内容を考えてくださるそうです。
子どもたちも生徒さんたちも、教職員もみんながワクワクした交流でした。
夏祭りもテクノランドも、どんなものになるのか今から楽しみです。