5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児)今週の一場面

9月19日(金)

地球儀や地図を見ながら国を探したり、国旗の興味が膨らんできました。

興味をもっていた子が描いた国旗をクイズとして出題したりしています。保育室の上に国旗を飾ると、もちろんクイズにもなるのですが、発見がいっぱい。「あの旗とあの旗が似ている。」「あの旗とあの旗は色が同じ。」「月がついている旗がたくさんある。」「あの旗には鳥がついている。」など面白くて上を向いてキョロキョロ。

「下にも飾りたい!」「大きい地球を作ろう!」「描いた国旗を周りに飾ってさ!」と言って選んできた物は大きな段ボール。

「地球は丸だから。」「こっちが海でこっちはヨーロッパを描こう!」「青色と緑色と何色がいるかな。」

子どもたちだけでどんどん進んでいきます。

でもついつい楽しくなってきて絵の具を豪快に流す子がいても、友達の姿に怒るのではなく「混ざると綺麗な色。」「じゃあこっちは宇宙ってことにしよっか。」などとその都度イメージを膨らませていました。その場にいる友達と提案し合いながら、イメージとずれても折り合いを付けながら描いていく姿に成長を感じました。

こちらが投げかけたり、自分たちで考えたりしながら、友達と協力して最後の片付けまで自分たちでできました。

 

畑で見つけた蝶が見たことのない模様。

調べてみるとアカボシゴマダラという蝶のようです。

「外来種らしいけど、どこから来たんだろうね。「花の蜜とか吸うと思うけど、何の花が好きかな〜?」「喉乾いているかもしれないから、とりあえず水あげよ!」と言ってカップに水を入れると・・・。ストローを伸ばして水を飲み始めました!「飲んでる!!」「やっぱり喉乾いていたんだ!」「ほら!みんな見て!」

嬉しい共通体験となりました。

 

ファミリーの集いがありました。それぞれが何ファミリーかが分かるように名札を付けます。

「付けられない。」「先生やってー。」「できない。」そんな声が飛び交う中、「私できるよ!」「やってあげるよ!」自分たちで助け合い。困っている子に気付ける、また友達と助け合える嬉しい姿でした。

 

帰りの会でのゲームの様子です。

これは箱積みゲーム。どんな箱を選んで、どのように積んでいくか自分たちで話し合いながら、箱を積んでいっています。みんなの箱が詰めたら、成功!失敗してももう一度やれば大丈夫です。

勝負の楽しさも味わってほしいと願っていますが、みんなで力を合わせたらできた!うまくいった!と喜び合える経験も大切にしています。

いろいろなゲームや体を動かす体験を繰り返しながら、親子ふれあいフェスティバル②(運動会)で何がしたいかみんなで考え、相談していきます。

 

私が研修に行かせていただいていなかった日がありました。次の日子どもたちに会うと、「昨日の帰りの会はね、〜さんが絵本を読んでくれたんだよ。」「〜さんがクイズを出してね。みんなで何のゲームやる?って相談して、椅子取りゲームしたの。」と嬉しそうに話してくれました。

とても頼もしいいちょう組の子どもたちです。

どの子の心も大きくなっています。毎日生活していると、うまくいくこともうまくいかないこともたくさんありますが、全てが経験。その都度子どもも私も一緒に考えながら、みんなで楽しい生活を創っていきたいです。