5歳児 さくら組

さくら組(5歳児)今週の1場面

10月3日(金)

別れがあれば、出会いがある。さくら組にかけがえのない仲間が1人増えました。

みんな会える日を楽しみにしていました。

この通り、登園するのを玄関で首を長くして待っていました。

お互いに、ドキドキしていますが、手を繋ぎ一緒に生活する部屋へ。

何をどこに仕舞うか一緒に確認しながら、おしゃべりしたり、遊んだりして、お互いの緊張が少しずつ解れていきます。

12人の仲間での新生活は始まったばかりです。遊んだり、思いを伝え合ったりすることを通して、お互いを知って、色々な気持ちを味わって、分かち合って過ごしていきたいです。

 

色々な国旗をそれぞれが描いてきましたが、印刷された小さな国旗を切っていると…

以前にも気付いいていた国旗の類似性を再発見します。

「星がある国ってこんなに多かった!?」「鳥のマークの国ってけっこうあるんだ…」「イギリスに似てる国も」「アメリカみたいなシマシマも」

仲間見つけって、やり出すと止まりません。「何でだろう」と考え、自分なりの考えを伝える姿も素敵です。

 

小学校へ就学時健診へ行った子達の中に、「ドキドキしたけど、小学校って意外と面白い」という思いをもった子が多かったようです。今週は、小学校ごっこを繰り返しています。給食で、小学校にはどんな授業があるか(兄、姉の情報)や、自分のランドセルの色を決めた理由やを話し合っていると、すぐにノート、ランドセル作りが始まりました。

ノートは、何枚も紙を重ねて貼り、表紙には、教科の名前(こくご、さんすう、おんがく、こっき(笑))と、何年何部、名前を書き、ランドセルは色、大きさ、小物の収納場所等、それぞれが実に工夫を凝らして作っていますよね。(夢中になっていることへの勢いは圧巻です。)

私も1年1部の転校生役で、国旗の授業(初)を受けさせていただきました。ホワイトボードに貼られた、4つの国を順に、ノートに書きます。難しい問題もあるので、生徒たちが尋ねると、ヒントを出してくれます。(始めの文字、全部で何文字か等)回答後は、先生がノートを預かり、離れた場所で採点をして、◯(赤色)と×(青色)をつけて返してくれます。子ども達は、その◯と×に一喜一憂です。想像通りかなり白熱します。正解者の回答をチラ見しようものなら喧嘩勃発です。先生はその様子を見守ったり、喧嘩になった子の思いを聞いたり、給食の時間にして切り替えたり(笑)生徒とのやりとりも面白いです。

A児は、授業の後に「どんな気持ち?」と絵を見せてくれます。

もちろん「最高」です!

体を動かす遊びも引き続き楽しんでいます。子ども達の中には、小学校ごっこの続きで体育の時間に位置付けている子もいるのが可笑しいです。(繋がっていますね)

太鼓橋、大縄、鉄棒、高いところからのジャンプ…

友達と楽しい雰囲気を味わいながら遊んでいるからこそ、それぞれのタイミングで選択して挑戦します。

平均台の上でジャンプするまでの間は、聞き馴染みのあるメロディが聞こえてきます。

どんな時も楽しむスタンス!見ていて気持ちがいいです。

つられてついつい口ずさみたくなります。

親子ふれあいフェスティバル(運動会)についても子ども達と話し合っています。

「今まではどんなことしてきたの?」「みんなは何がしたい?」

振り返ると率直な気持ちが。

毎日遊ぶ中で、リレーへの気持ちが日に日に高まってきているのを感じます。やってみて、楽しかった要素(高いところからジャンプ、泥山上り下り)をリレーにまで取り入れて、自分たちでどんどん楽しくなるよう工夫もしています。ですが、何度やっても、勝負に負けると、気持ちはモヤモヤするものですね。大人だってそうです。負けて泣いたり、その場から離れたり、勝って大喜びしたり、相手チームの落胆する様子に素直に喜べなかったり…全てが大切な経験です。だからこそ、リレー以外の競技でもと考えている子もいます。まだまだ、話し合いの途中です。考えることって大変だけど、本当の楽しいには大変もつきものなのかもしれません。とことん思いを出し合い皆が納得ゆくもの、力を合わせて遊ぶ楽しさを味わえるものを創っていきたいです。