5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児)今週の一場面

10月18日(土)

『いきもの万博』へのご参加ありがとうございました。

この日を楽しみに、わくわくしながらの当日でした。

今年度は例年行っていたリレーという競技の在り方を見直し、新たな競技を子どもたちと創りました。

みんなと協力して一人一人の力が合わさると、とても楽しい!そしてすごいことができるんだ、私って私たちってすごいんだ!と感じられることを願いました。誰と競うか、何を競うかというところが違いますが、今までと大切にしたいことは同じです。

そしてその遊びの中で、どうしたら一人一人の力がより発揮できるか、一人一人の力や得意をより活かせるかということを試行錯誤してきました。走力だけではない、色々な要素で力が発揮できることや、スピードやパワーだけではない視点で勝負の面白さを感じてくれていたら嬉しいです。

最後まで諦めず、力を合わせる姿が素敵でしたね。これは取り組みの姿からも継続して見られた姿です。「勝負するゲーム」となると気持ちが乗らなくても、「みんなで協力するゲーム」となるだけで、参加しようと思えることを大切にしました。そして力を合わせる面白さを知っていくと、どんな遊びもやってみようという気持ちになっていくんですね。

勝ち負けがある遊びを大切にしていないわけではありません。勝ち負けも経験しながら多様な感情も味わってきました。負けて涙が出たり、怒れてきても、友達の力を借りたり貸したりしながら、「もう一回!」と立ち直る力もついてきたなと感じています。

 

 

どの子もどの瞬間も輝いていましたが、私が今日の嬉しかったことを一つだけ挙げると・・・。

個人競技の障害走の時です。自分の出番が終わっても、「◯◯さん頑張って!」「できるよ!」「泣かずに頑張れ〜!怖くないよ〜!」言葉がなくてもじっと見つめ、最後までそしてきっと心から仲間を応援する姿、そしてその声援を受けながら笑顔で頑張る姿。とても温かい心が育っているな、一人一人葛藤や不安を乗り越えながら、強くなっているな、ハート(心)が大きくなっているなと感動しました。

最初から最後まで温かい応援、そして今日も含めいつもご理解ご協力いただきまして、ありがとうございます。

いちょう組での生活はあと6ヶ月。まだまだ楽しいことがたくさんです。また一つ大きくなった子どもたち。これからの生活がより一層楽しみにしています。