今日は、岐阜南消防署の消防士さんたちにお越しいただき、命を守る訓練を行いました。
普段の遊びの様子から見ていただき、火災が起きたという想定で訓練を行いました。
年長児には予告はしていませんでしたが、火災が起こったという放送がかかると、どの学年の子どもも慌てずに、先生の指示に従いながら無事に避難することができました。
毎月1回の訓練の中で『自分の命は自分で守る』ことを意識しながら、どの子どもも真剣に訓練を行ってきた成果だと感じています。
消防士さんから、火で遊ばないこと、火事が起こったら先生の話をよく聞いて非難することが大事であるというお話を聞きました。

消防士さんの話を一生懸命聞く子どもたち。

先生たちも消火訓練を行い、万一の場合に備えて、日ごろから消火器の使い方をどの職員もが知っておくこと、消火器の設置してある場所を確認しておくことの大切さも学びました。

また、消防士さんが実際に火災現場に到着したという想定で、思い出の森に消火活動する姿も見せていただきました。


消防士さんの掛け声や、水の勢いに子どもたちの目は釘付けです。

放水後、思わず拍手する子どもたち。

消防車のタンクには、家庭の風呂のおよそ7倍もの水が入っているそうです。すごいですね!
消防車の中も見学させていただいたり、実際にホースの先端を持たせていただいたりしました。
「おもーい!」

子どもたちからも質問がどんどんでました。
「このメーターは何に使うの?」

「この中(扉)には、何が入っているの?」

「(火災現場に駆け付けるときに着る)服は、どこで着るの?」などなど・・・


子どもたちが疑問に思ったことをどんどん質問する姿が見られました。
自分の中で生まれた問いについて、自分から質問したり、先生を介して聞いてみたりして解決する子どもたち。
中には、「どうしたら消防士になれるの?」と将来の夢について聞いてみる子どももいました。
消防士のみなさん、子どもたちの質問に一つ一つ丁寧にお答えいただき、そして、子どもたちに火災が起こらないようにどうすればよいか、起こった場合はどのように避難をするか、命の大切さについても教えていただき、ありがとうございました。
明日からの園生活の中で、今日学んだことを子どもたち一人一人が意識して生活していけるように、私たち職員も保育を行っていきたいと思います。
岐阜市立加納幼稚園 
