11月7日(金)
思い出の森の家作りの続きです。
子どもたちはあるものを使うことがとても上手。「ここが〜で、こっちが〜で・・・。」本当になくてもあるつもりで済んでしまうことや、「これを〜ってことにしよう!」などと代替させていきます。
それもいいね!ですが、実際にあればなお分かりやすさが増し、イメージが共有されやすかったり、遊びが広がったり盛り上がったりするのではと思いました。
まずは家の壁から作ることにしました。コツを掴むまでが大変で、1本打つことにもなかなか根気が必要です。



すぐに「疲れた〜。」と言いながら、人が代わる代わる変わりながら少しずつ作っていきます。
帰りの会での子ども会議の時に「今家を作っているけど、どんな家が作りたい?」と投げかけてみました。
すると「かわいい家。」「かわいいってどんな家?」「リボンとかハートとかが付いていたり・・・。」「こんな感じ?」1人の子がスケッチを描き始めたことをきっかけに、それぞれがイメージ図を描き始めました。


防犯カメラなどのセキュリティが頑丈な家や、プール付きの家、カラフルで可愛らしい家、実際の済んでいるお家のような家や、忠実に思い出の森と絡めた家など、それぞれのイメージが垣間見えるスケッチとなりました。

それぞれのイメージの説明を聞いているとワクワクしてきて、「それもいいね!」が連発する楽しい雰囲気でした。
今作っている壁を見せると、隙間がたくさんあります。それを見て「ここから覗けそう!」と子どもたちにとっては隙間ではなくのぞき窓のように感じたようで、それさえもウキウキした様子でした。
次の日は引き続き木工で壁を作る子もいれば、防犯カメラ?望遠鏡?を家の上に設置する子、

空き箱をつなげて庭の壁?を作る子や、

料理するための食材をひたすら集め、キッチンに置く電子レンジを作ったり、

壁をカラフルにするためにひたすらチョークで壁に色付ける子など様々です。
さくら組の子たちは、机や椅子を個々で作っているのですが、いちょう組の子たちはそこにはあまり興味がないよう・・・。
でもこんなに大きなケーキを力を合わせて作ったり、


毛糸の飾りを作ったり、

興味があることに対してじっくり根気よく取り組む力も育まれていますよ。
岐阜市立加納幼稚園 
