4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児)今週の一場面

カマキリの赤ちゃんが産まれました!!

本来なら、卵で冬を越えてから生まれるはずのカマキリが、1月の暖かい日に咲いてしまう桜の花のように、7匹だけ産まれてしまいました。大きくなっていたカマキリは怖くて触れなかったけれど、またちっちゃいカマキリが出てきてくれて、「かわいい!」と早速手に乗せています。

扱い方も、4月の時とは違って、無理に触ろうとせず、進行方向に手を添えて、カマキリが登ってくるように誘導しています。あんなに潰して死なせてしまったカマキリ達でしたが、この7匹は大切に扱われています。

「この子たちどうしようか?」と子ども会議を開くと、「育てたい!」と皆の思いは一致しました。そして、「このままだと(7匹一緒にしておくと)食べられちゃうよ!別々にしなきゃ!」と4月の頃に共食いをしていたことを思い出し、7匹別に飼い、育てることになりました。

前回の大きくなったカマキリは怖くて飼えなかった子達も、「ちっちゃくて可愛いから育てたい!」とやる気になっていて畑にアブラムシを探しにいきましたが。。。どこにもいません。

しかし!

思い出の森には小さい虫が飛んでいて網を振り回すだけで

「とれた!ちっちゃい虫が入ってる!」と大喜びです。畑でも

空中を振り回すだけで、赤ちゃんカマキリの餌になりそうな小さな虫がいっぱい捕まえることができました。そしてケースに入れると、早速小さなカマで捕まえて食べる様子を見ることができました。

自分で捕まえた虫を、食べてくれる様子に心がときめき、「また捕まえてあげるね、しなもんちゃん♡」と名前を呼び、語り掛ける姿もありました。

11月1日に産まれた子は現在約11mmです。本来、自然界なら餌が手に入らないことや、寒さによって間違いなく死にます。しかし、暖房の効いた室内で、餌を確保できればもしかしたら成虫まで育てることができるかもしれません。一学期の経験を思い出し、みんなで大切に育てていきたいと思います。

水曜日に、清水川へお散歩へ出かけました。

初めて清水川をじっくり見ると、水族館のようにたくさんの魚が泳いでいて嬉しそうに眺めていました。そして

用意して行ったバケツと網で教師が代表して川に入り、ミナミヌマエビやヨシノボリ、メダカ?などを捕獲すると、子ども達もやりたい!と数匹捕まえることができました。園に帰ってからは

池を指差して「ここに放して飼いたい!」と、どろどろになっていた池をブラシで綺麗にして、放流しました。来週には魚に詳しい先生が来てくださり、教えてくださるので、みんなでワクワクしながら話を聞きたいと思います。

カマキリにバッタに、エビや魚、生き物いっぱいのれんげ組さんです。