11月21日(金)
〜落ち葉って、カサカサ、音がするね〜
幼稚園のサクラ、公園などのケヤキ、アオギリ、ハナミズキ、クズなどの葉っぱを集めて乾燥させておきました。
落ち葉の温泉に足を踏み入れると、「カサカサ、音がするね。」と大喜び。
「こっちの方は、おひさまがあるから、暖かいよ。」という子がいます。
気温が低くなってきているので、柔らかなおひさまの日差しがとてもありがたいですね。
秋ならではの黄色、茶色、赤色などの色の違い、葉っぱの形の違いなどもおもしろいです。
「僕たちだけでできるよ。」と子どもたちだけで、大きな段ボールを持って、葉っぱを入れていました。

葉っぱを投げ合ったり、上に飛ばしたりして、感触を楽しみました。


ひらひらと落ちてくるので、とてもきれいです。何度も舞い上げて遊びました。
そのうちに、葉っぱをベットに見立てて寝る子が出てきました。
友達や教師に葉っぱのお布団をかけてもらって喜んでいました。交代しながら寝て、葉っぱをかけてもらったり、かけてあげたりすることを存分に楽しみました。そして、寝てみると、発見がありました。
葉っぱのお布団は、『暖かい』のです。このことは、実際に遊んでみないとわからないことです。秋の季節を感じながら、その暖かさを体感できたことがうれしいです。

しばらく遊んでいるうちに、お誕生日ごっこが始まりました。「プレゼントでーす。」と言いながら、お誕生日の人に、たくさんの葉っぱをプレゼントして、歌も歌ってくれるのです。


子どもたちの発想で、葉っぱ遊びから、ごっこ遊びが生まれました。子どもたちは、見立てたり、なりきったりなど、発送が柔軟です。笑い合いながら、交代して、お祝いをしました。
年長さんが、木片でケータイを作っていることに憧れて、自分のケータイを作った子もいます。年上の子の魅力的なものにも
アンテナを張っています。異年齢で入り混じって遊んでいるので、いろいろな素材に触れることができます。
ケータイを耳に当てて話す表情のかわいいこと。お友達が大好きなことが伝わってきますね。

岐阜市立加納幼稚園 

